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処分撤回! 学祭実打倒! 安倍倒せ! 10・18法大闘争と国会デモが大高揚

20131023b-1.jpg 当日、法大当局はキャンパス正門を封鎖。「工事」にかこつけて、集会場であるキャンパス中央に巨大な土のうを多数積みあげる暴挙に出た。弾圧職員も早朝から至るところに配置されている。法大生の決起の現実性に脅え、なんとしても集会・デモへの合流を押しとどめようと必死になっているのだ。
 法大生はこの弾圧体制を徹底弾劾した。さらに全国学生が外濠公園に陣取り、弾圧を狙う公安刑事に対して激しいシュプレヒコールを幾度もたたきつけた。公安どもは圧倒されて後ずさり。正門前の解放空間を実力でつくり出し、闘いへの一切の介入を許さない力関係を強制した。 

20131023b-2.jpg 昼休み開始と同時に、文連委員長・武田雄飛丸君がアピールした。「今日は、学祭規制粉砕と処分撤回のデモです! 今年は飲酒規制にとどまらず、企画場所への介入、サークルのビラはがしも行われています。当局は自分に従わないあらゆるサークルを、学祭過程で排除しようとしています。法政の学生文化が解体されようとしています。当局の企画介入は、当該サークルの闘いで粉砕しました。学生が団結して、当局の言う『マナー、モラル』、その根底にある『営業権』や『施設管理権』を打ち破った時、規制は粉砕できます。法大がひどい弾圧体制を敷くのは、法大生が力を持っているからです。当局や学祭実は今や、自分が設定した制度すら踏み破って弾圧しています。文連の非公認化と一体で御用団体がつくられ、学生は分断されてきました。だからこそ、文連の旗の下に集まってほしい。団結して闘えば、勝利を切り開けます!」
 この訴えに応え、次々と法大生が集まって来た。1千人を超える法大生の注視の中、文連旗がキャンパス中央に翻る。サークル単位で結集した仲間も大勢いる。ついに学内から層としての決起を生み出した!
 続いて全学連の斎藤郁真委員長が「本日は、法大生が最も自由である日です。法大の日常でおかしいと思ってることを全員で示そう! 自主法政祭は学生のストライキから始まりました。学生の権利は、学生が自分たちで大学を運営して獲得してきたものです。全員で3限をぶっ飛ばして、実力でストライキをして、デモに打って出よう!」と渾身(こんしん)のアピール。窓には鈴なりに法大生が集まり食い入るように聞き入っている。正門前には首都圏の学生も続々と集まってきた。法大生の結集を恐れる当局・公安は、トラメガでの訴えに一指も触れられない。弾圧態勢を打ち破る中、広島大、京都大、東北大、首都圏の大学の学生が次々と法大生との熱い連帯を訴えた。圧倒的注目の中、総長室のある九段校舎へ意気軒高とデモを打ち抜いた。
20131023b-3.jpg 法大デモを打ち抜いた全国学生は、直ちに「安倍打倒国会デモ」に立ち上がった。JR新橋駅前SL広場で、全学連の坂野陽平書記長が檄(げき)を飛ばした。「15日から臨時国会が始まっています。福島圧殺の東京オリンピックに、山本太郎さん以外の国会議員は全員賛成決議を挙げた。冗談じゃない! 安倍の言う『汚染水はコントロールされている』『健康被害は将来もない』なんてペテンではないですか! 原発再稼働、解雇特区、改憲と秘密保護法、消費増税の安倍は絶対に許せない。最大の焦点は大学です。今後3年を『大学改革の加速期間』とし、国際競争への人材育成を進めるという。中身は総長独裁の強化であり、大学を国家と独占資本に従属させ、学生自治を破壊するものです。大学は金もうけの道具じゃない! 福島原発事故が投げかけたものを僕らはけっして忘れない。学生は今こそ団結して闘おう! 新自由主義が音を立てて崩れようとしています。人間が人間として生きていく最低限が破壊されています。これは逆に、すべてをひっくり返す大チャンスです。アメリカを基軸とした戦後体制は崩壊し、私たちの一挙手一投足が天下国家を揺るがす時代です。本日を出発点に百万人を動かす学生運動をつくり上げよう!」
 福島大生も、安倍政権への腹の底からの怒りを爆発させた。その訴えは多くの共感を巻き起こした。新橋駅前で足を止めて聞き入る労働者・学生の輪がドンドン広がっていく。三里塚現地行動隊も10・20三里塚全国集会への結集を訴え、最後に斎藤委員長が安倍打倒と11・3大結集へ渾身のアピールを行った。
 フランスの留学生がデモ隊に飛び入りし「原発反対、TPP反対、安倍打倒!」を元気よくコール。デモは新橋一帯を席巻し、東京電力前から霞が関・国会へと進撃した。金曜日の首相官邸前行動に参加する人びとも次々と合流し、デモは大高揚した。さらに全国学生は文部科学省前に結集し、安倍政権・文部科学省を徹底弾劾する申し入れを行った。
 10・18法大闘争と国会デモの高揚、10・20三里塚集会の成功を引き継いで、全国学生は11・3労働者集会の大結集へ全力で組織戦に突入している。安倍は打倒できる! 新自由主義は粉砕できる! 職場・キャンパスからの労働組合・学生自治会の決起が決定的だ。最後の1週間を団結して闘い抜こう!(法政大・Y)
 

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