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水平同盟活動者会議 住宅闘争で活発に議論し都知事選決起誓う

20140131d-1.jpg 1月26日、全国水平同盟の拡大執行委員会(全国活動者会議)が大阪市内で開かれた。昨年7月の結成から半年、執行委員だけではなく、西郡や全国から活動家が集まった。討論を通して、住宅闘争の全労働者の課題化、全水同盟の飛躍をかけて東京都知事選に総決起する戦闘宣言を発し、大成功した。

 会議は、岡邨洋・全国水平同盟委員長の基調報告、「国鉄決戦と一体で新自由主義と対決する部落解放運動を闘い、全国に水平同盟を建設しよう」の提起で始まった。唯一の労働者代表として鈴木たつおさんが立候補し、白熱化している都知事選の状況を、杉並支部が報告した。
 討論に入り、1月30日の住宅裁判の判決を目前にする当該の仲間から、判決への思いが率直に訴えられた。これを受けて、活発な意見が交わされた。
 「非正規職化と住宅追い出しは一体だ。リーマンショックの時派遣労働者が解雇され住宅から追い出されることがあった。これに対して、住み続ける闘いと解雇撤回を一緒にやった。絶対反対を貫いてこそ闘いが爆発する」
 「更地化は全国・全世界で起きている。オリンピックで、明治公園が壊され、横にある都営住宅の住民が追い出され更地化され、国立競技場が建てられようとしている。鈴木さんのオリンピック反対の闘いはこれと対決する闘いだ」
 「住宅追い出しとは生活と命を奪う資本による攻撃。だから労働者の問題。八尾北労組も一体で闘う」
 「西郡で1千人の若者が追い出されたように、全国で青年が追い出され東京に集まっている。非正規で3カ月で首になり、住むところがない、食べられない青年がいっぱい集まっている。全国の力で国と渡り合い、住宅闘争を国を裁く闘いにしよう」
 「前のオリンピックの時は、施設建設で追い出した住民を改良住宅に入れていた。今はたたき出すだけだ。都知事選で鈴木さんを応援に行き、住宅闘争を訴えに行こう」
 議論を通して、第一に住宅闘争が非正規職撤廃の闘いと一体の労働者階級の課題であることが明確に出され、全労働者・労働組合の闘いとして押し広げていくこと、第二に、全国水平同盟が非正規職撤廃を掲げ、部落の青年を合同労組に組織し、労働組合運動の先頭で闘うことをはっきりと確認した。第三に、狭山闘争についても全国水平同盟が全責任を取って闘うこと、第四に、解放共闘についての考え方についても議論で深められた。第五に、今こそ組織拡大のチャンスとして各支部、各地で組織拡大に挑戦することを確認した。
 最後に鈴木さん推薦決議を上げ、岡邨委員長が、「住宅闘争を全国に知らせ、1月30日の住宅裁判・反動判決を迎え撃ち、全国水平同盟を知らずに苦しんでいる部落の青年たちに八尾北・西郡闘争を知らせるため、全力で都知事選に決起しよう」とまとめた。(全国水平同盟西郡支部・UK)

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