自治労中央委 労組交流センターが現業一掃・民営化と賃金制度の総合的見直し反対訴え
自治労第146回中央委員会が東京・有明で開催された。全国労働組合交流センター自治体労働者部会は1月30日、全国から結集した中央委員・傍聴者に対し「昨年4・26全国ストライキ闘争を引き継ぎ、現業一掃・民営化と賃金制度の総合的見直し攻撃に対して絶対反対貫き闘おう」と訴えた。
また、韓国・民主労総の鉄道民営化阻止・非正規職撤廃、パククネ政権打倒のゼネスト闘争に連帯して、国鉄解雇撤回・JR復帰の最高裁決戦に総決起し、自治体丸ごと民営化阻止・非正規職撤廃を闘いぬいて絶対反対で闘う階級的労働組合をつくり出そうと訴えた。
昨年の4・26ストを闘い抜いた全国の自治体労働者は、何人もがビラまき隊に声をかけ、笑顔でビラを受け取っていった。日帝・安倍政権による賃下げ・労組破壊の攻撃に対して、怒りを解き放ち、絶対反対を貫くことで勝利できることがつかみ取られつつあるのだ。
さらに、東京都知事選(投票日2月8日)が巨大な政治決戦として燃え上がっており、既成政党がぐらぐらになっている中で、闘う労働者の代表として鈴木たつお氏が立候補し全力で闘い抜いていることを訴えた。今回の都知事選は、秘密保護法を強行し、原発再稼働と集団的自衛権容認へ突き進む安倍政権を労働者の力で打ち倒す、その突破口であること、そして全原発即時廃炉とオリンピック中止が最大の争点にして、いっさいのまやかしを暴き出す選挙となっていることを訴え、「労働者の代表を都知事に」と呼びかけた。 都知事選の過程で、だれが労働者の代表であり、進むべき道はなんであるかがはっきりした。安倍政権の戦争と改憲、貧困と過労死の攻撃に絶対反対で闘いぬく階級的労働組合運動こそが、労働者の未来を開く。舛添や細川、あるいは宇都宮を推す体制内労組幹部はぼろぼろだ。現場に渦巻く怒りを抑えつけることなどできない。「革命のヒドラ」を育て、解き放つ時だ。首都の労働運動の政治地図を塗り変え、労働組合権力を現場労働者の手に取り戻す決定的チャンスだ。2月9日の都知事選投票日に向かって、職場と地域の労組オルグに全力を挙げよう。
都知事選決戦に総決起し、「生きさせろ!」の闘いをかけた14春闘を国鉄・公務員決戦として闘いぬこう。(S)
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