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東京北部春闘集会 「過労死許すな」春闘たたかい、地域の労働運動の責任勢力として

20140306a-1.jpg 3月1日、東京北部春闘集会が行われ、精研労組・一陽会労組・東京北部ユニオンはじめ地域から73人が参加した。東京北部における動労千葉派は、「過労死許すな」春闘そのものとして鈴木たつお都知事選を全力で闘い抜き、その勢いのまま地域の労働運動の責任勢力として登場する決断をもって春闘集会を行った。

 昼休みになると、白衣を着た精研労組組合員が次々と合流し、東京武蔵野病院裏の集会所は一杯となった。経営は非正規化を進めて人件費を削20140306a-2.jpg減、労働協約「解約」を通告している。病院においても外注化・非正規職化との正面対決だ。全体で病院門前に登場し、「賃金をあげろ!」「労働強化・過労死を許さないぞ!」とシュプレヒコールをあげた。
 集会基調報告は、国鉄分割・民営化から始まった労働者の非正規化と対決し、雇用形態の分断を越える団結を闘ってつくりだそうと呼びかけた。それを受けて、郵政現場から特別報告。3ヶ月で12時間労働が30日間に及ぶという超過重労働の実態が怒りをもって生々しく語られた。これは職場闘争委員会で勤務実態を分析し共有することを通して、一つの職場での「過労死」攻撃に全体で反撃しようという意思一致のもとでかちとられたものだ。
 さらにこれに応える形で精研労組や雇い止め解雇と闘う一陽会労組などからの発言が続いた。自治体労働者は「昨年4・26自治労統一行動に交流センターが全国で立ち上がったことで賃下げを阻止している。3・14統一行動で仲間を拡大する」と宣言した。
 鈴コン分会からの連帯アピール、「日の丸・君が代」強制と闘う教育労働者からのメッセージを通して、都知事選過程をも通して積み重ねられた労組訪問を通して、外注化・非正規化と闘う階級的労働運動潮流のもとに地域の団結が拡大していることが感じられた。
 集会の最後に東京北部ユニオン委員長が「今日が北部地域の春闘の出発点だ。ここが新自由主義と闘う労働運動本部に飛躍しよう。国鉄10万署名を広げ、徹底的に組織しよう」とまとめた。
 集会後、「NAZENいけぶくろ」結成会議がかちとられた。労働組合が地域の拠点となり、反原発・改憲阻止で組織していく実践が、都知事選をかちとった地平で本格的に開始された。
 東京北部の労働者は各職場で「過労死許すな」春闘を闘い、3・16春闘大行動に猛然と決起する。(東京北部・T)

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