杉並補選最終日、「北島候補とともに安倍倒そう!」の大演説会
選挙戦最終日の6月28日、北島邦彦候補は、朝のJR荻窪駅南口から精力的に街頭宣伝を繰り広げ、夜の荻窪駅北口まで全力で闘いぬいた。安倍政権の戦争と民営化を阻む力は、労働者、労働組合の団結した闘いの中にある。地域に闘う労働組合の拠点をつくろうと訴え続けた東京西部ユニオン副委員長・北島邦彦候補の訴えは、連日連夜、感動的な出会いとドラマを生み出した。
最後の街頭演説の場となった荻窪駅北口の広場は、北島候補を取り巻く大演説会となった。怒りと怒りが結び、団結の力がほとばしる。集まったみんなの怒り、思いが北島候補の言葉となって安倍の戦争政治を打ち破ることはまったく可能だとの確信となった。
「安倍政権を倒す、安倍政治は許さない、この声を投票という行為で表す絶好の機会がやってきました。この絶対反対の声こそが求められている声ではないでしょうか。私、北島邦彦とともにこの杉並の区議会に労働者とともに体を張って行動する議員、議席を取り戻しましょう! 集団的自衛権、こんなもの1ミリでも認めたら戦争が起きてしまう。絶対に許せない! 自公の合意が成り立って7月1日にも閣議決定が行われようとしています。しかし皆さん、戦後70年の日本の社会のあり方を、自公の数人の議員が話し合って決めて、ひっくり返すことができるんですか。こんなやり方を許していたら、私たちの生活も命も未来もありません」
「私、北島邦彦は、この杉並の地に闘う労働運動の拠点をつくることが最大の課題だと確信して闘ってきました。6カ月契約で働いている20代の労働者が時給カットの攻撃に怒りに怒って、組合通告をして団体交渉を申し入れました。私たちの仲間です。このような闘いをつくることができる労働者の力、それとともに歩むことができる議席が必要なんじゃないですか? 私、北島邦彦は明日の選挙でこの杉並に、戦争絶対反対! 民営化絶対反対! 労働者とともに闘い続ける議席を取り戻す決意です。皆さん、ともに闘いましょう」
最後に、全学連の坂野書記長が「北島邦彦と一緒に闘いぬいてきてほんとによかったと思います。最後の最後まで闘いましょう!」と呼びかけコールをリード。「きたじま!」「くにひこ!」「きたじま!」「くにひこ!」「きたじま!」「くにひこ!」「絶対当選させましょう!」
この日の街頭演説では、家族で自治体労働者の北島一枝さんがマイクを握り、田中区政の児童館全廃攻撃を怒りをもって弾劾するとともに、「街頭宣伝にこんなにも多くの皆さんが集まっていただきました。この世の中を変えたいというみんなの思いがここに詰まっていると思います。私は地元荻窪の皆さんに訴えたい。北島は戦争絶対反対、安倍の集団的自衛権、そして明日あさってにも自衛隊を出動させようとしている安倍政権と体を張って闘うことができます。1票をぜひお願いします」と呼びかけた。さらに5月に泉佐野市議選で勝利を果たした国賀祥司さん、国鉄1047名解雇撤回闘争を闘う国労闘争団の羽廣憲さん、小玉忠憲さん、国労郡山工場支部の橋本光一さんを始め、多くの応援演説が行われ、注目を集めた。
労働者の団結で歴史を変える選挙戦は、ついにここまでやりきった。この力でただちに安倍自公政権を打倒しよう!(M)
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