7・6関西空港反対全国集会が大成功! 155名が参加!
7月6日、関西空港反対全国集会を泉州住民の会と関西労組交流センターが主催して、泉佐野市内で開催し、地元住民はじめ155名が参加して成功しました。
今年の関空闘争は、5月泉佐野市議選に勝利した自信と路線に対する確信に満ちた集会になりました。そして新自由主義の関空と千代松市長を打倒することを打ち出す集会になりました。
もう一つは、1日に安倍内閣が閣議決定した「集団的自衛権」に絶対に反対して阻止していく集会になりました。基調報告はじめ、各発言者が集団的自衛権行使に反対し、安倍政権を打倒することを決意表明しました。そして職場を戦場にして闘う労働組合の闘いが、戦争を止める路線であることを明らかにしました。そして、関空に反対して30年数年闘い続けてきた泉州住民の会こそが、集団的自衛権に反対する闘いの先頭に立ち、労働者と住民の団結を拡大していくことが表明されました。
集会は、関西合同労組泉州支部の西村さんの司会で始まりました。主催者あいさつは富田益行・関西労組交流センター代表です。「労働者が闘ったら、集団的自衛権も戦争も止められる。武器を生産しているのも労働者、動労千葉のようにストライキをやって闘ったら絶対止められる」そして「関空で働く労働者を組織して、関空内部から戦争を止める闘いが勝利の核心だ」と述べました。
連帯あいさつは、全国水平同盟と、婦人民主クラブ全国協議会からありました。婦人民主クラブは「集団的自衛権を閣議決定した安倍を徹底的に弾劾する。福島を圧殺し、子どもたちを日々殺している安倍を許さない」とあいさつしました。
集会へのメッセージが動労千葉と三里塚反対同盟、8・6ヒロシマ実行委員会から送られ、読み上げられました。三里塚反対同盟は5年ぶりです。
基調報告は国賀祥司・泉州住民の会代表が行いました。最初に5月市議選に勝利した報告とお礼が述べられました。そして集団的自衛権を閣議決定した安倍首相を弾劾し「こんなクーデターのようなやり方を我々は絶対に許さない。集団的自衛権とは、戦争やるということだ。国民の命とくらしを守るとは、大うそだ。福島を見捨てたのは誰か!」と怒りを表明しました。そして「泉佐野市議選は、新自由主義との闘いだった。労働者を獲得して勝利した。千代松も橋下も打倒できる」と呼びかけました。
決意表明は、泉州住民の会、労組交流センター、八尾北労組、関合労泉州支部、全学連が行いました。泉州住民の会の小林順子さんは「安倍はわけのわからない理由で集団的自衛権を閣議決定した。泉州住民の会は最初から戦争に反対して闘ってきた。全国の仲間とともに、『資本主義の墓掘人』として大いにばっこしよう」と訴えました。大阪市職の赤田由行さんは「泉佐野市議選で作った団結がものすごい力を発揮する時代が来ている。解釈改憲という無様なやり方しかできない安倍政権。一人でも闘う労働者が出てきたら橋下のウソとペテンは暴かれてしまう。大阪市職労選挙に執行委員長として立候補する」と決意表明しました。関合労の黒瀬博匡委員長は「集団的自衛権の閣議決定に対しては、労働組合として徹底的に闘う。絶対反対の労働組合をつくることだ。市議選の中で多くの労働者を獲得しました。巨大な支部を作る」と述べました。
閉会あいさつは、関西労組交流センターの深町さんが行いました。集会の後、猛暑を吹き飛ばして関空島が見えるマーブルビーチまでデモを行いました。沿道から多くの住民が応援してくれました。(K)
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