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9月28日 茨城労働者集会 「国鉄闘争全国運動・茨城」を結成

20141002b-1.JPG 9月28日、つくば市内で、「労働者の本音の力で安倍を打倒しよう! 茨城労働者集会」が60人の結集で大成功した。動労水戸、小竹運輸グループ労組など7労組と小竹支援共闘会議、労組交流センターの旗が会場狭しと埋めつくす中、団結と解放感あふれる集会がかちとられ、「国鉄闘争全国運動・茨城」の結成が宣言された。

 講演は国鉄闘争全国運動呼びかけ人・花輪不二男さん。地区労として国労闘争団支援を続け、北海道に何回も出かけて一体となって闘ってきた経過を振り返り、国労本部の4・9政治決着は誤りであると動労千葉の呼びかけにこたえて国鉄闘争全国運動呼びかけ人を二つ返事で引き受けたことを語った。
 さらに、京セラ・稲森との闘い、韓国の労働争議支援運動を紹介し、「ロンドンで労働組合をつくる前身となったのは、みんなで一杯のみにいって、お釣り銭をみんなで貯めて、何かあった時はそれをみんなに分配して助け合った。これが労働組合の発端です」と、労働組合運動の基本的な精神を忘れることなく闘おうと呼びかけた。 続いて、中村信幸小竹労組委員長と石井真一動労水戸委員長が集会の基調を提起した。中村委員長は「国鉄分割・民営化は誤りだ。動労千葉、動労水戸は27年間闘い抜いてきた。続いて闘おう」と提起した。
 石井委員長は「なぜ国鉄労働運動は日本労働運動の帰趨(きすう)を決するのか。国鉄にはすべての党派がいた。動労総連合以外のすべての勢力が屈服した」と切り出し、「2波のストライキで闘った動労千葉と一緒に闘おうと動労水戸を結成した。あらゆる攻撃を受け続けてきた。しかし、つぶされなかった。分割・民営化の矛盾は噴き出している。動労水戸がJR常磐線の竜田延伸に対してストライキで闘ってきたことが支持されている。私たちと一緒に闘おうという人たちが増えてきている。鈴コンや小竹労組のように立ち上がってきている。11・2全国労働者集会にすべての人が結集してほしい」と熱烈に訴えた。
 休憩後、反原発金曜行動の仲間で結成された「ザ・ソリダリティつくば」の歌唱指導で、星野文昭さんを奪い返す決意を込めてソリダリティを全員で合唱した。
 後半は参加労組からの発言だ。いわき合同ユニオン、東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会、東部ユニオン吉崎製作所分会、ス労自主の発言の後、小竹労組の全員が登壇した。
 小竹労組は、この日、第3回大会を開催し、1年間の激闘の勝利を確認し、さらに資本と闘い、運輸労働者全体の過重労働、低賃金の現実に闘っていく方針を打ち立てた。全員が決意を込めて発言した。
 さらに、県内の各労組から11月総結集への決意あふれる発言が続いた。自治体の青年労働者は、今夏の保育、現業、女性部・青年部、全国の各大会への登場を報告し、国鉄10万筆署名の推進が強調された。
 すべての発言の最後に、動労水戸の照沼靖功さんが登壇した。「JRは、安全の要を全部外注化して、およそ鉄道会社とはいえない事態になっている。9・11郡山で橋本書記長が国労本部に集会をつぶされても全然折れずに闘いきった。あの姿に感動しながら、全力でやってきた。腐りきった労組では闘えない。動労総連合を全国につくる方針は実現できると実感しています。労働組合として胸を張って、動労千葉とともに牽引(けんいん)していける力をもってやっていきたい。動労水戸は少数でも何万人もいる体制内労組が出来ないことをやってきた。鉄道の業務からはずされて、差別を受けながら、27年間団結を守りきって闘っている。それに続いて先頭に立ってやってやるぞ、と決意しています」の発言に満場の拍手が応えた。
 野澤英人小竹労組副委員長が集会宣を読み上げ、国鉄全国運動・茨城の結成を高らかに宣言した。(茨城・T)

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