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北海道政治集会開く 動労総連合方針の実践へ

 昨年12月28日、北海道地方委員会は新たな参加者を得て革共同北海道政治集会を開催した。
 司会の労働者同志が「2014年の大前進を確認し、大恐慌と革命の2015年決戦への方針を打ち立てよう」と開会を宣言した。
 労働者同志が基調報告に立ち、11・2労働者集会から京都大学での公安摘発、衆院選決戦へと結実した全国の闘いと一体のものとして、北海道で国鉄・反原発を始めとした大前進が実現されたと振り返った。その上で新自由主義・安倍に対して怒りの決起を開始した労働者階級人民と党の結合が歴史的に開始されたと提起した。

 昨年、地方委員会は「国鉄決戦を基軸とした党と労働組合の一体的建設」をめぐる議論を徹底的に行った。それは階級的労働運動の路線を打ち立て、労働者階級の基礎的団結形態としての労働組合の意義を鮮明化するものだった。
 そして「JR北海道の安全崩壊」という重大情勢に際し、国鉄分割・民営化に対するリベンジとしてJR北海道資本を攻めると同時に、全力でJR労働者に働きかけ、「北海道に動労総連合を!」の呼びかけに多数のJR労働者が共感する状況をつくりだした。
 同志は国鉄闘争の全歴史を振り返り、「中曽根の『戦後政治の総決算』攻撃に勝利したわれわれは必ず安倍に勝利できる」と強調。世界大恐慌が戦争に転化し始めたこと、過剰資本・過剰生産力は資本主義には解決できないことを踏まえ、「国鉄決戦こそ日本プロレタリア革命への最短コース」だと結論づけた。
 国鉄決戦の勝利をめざし、公務員決戦に本格的に取り組み、賃金闘争を復権させ、国際連帯を重視して闘うことなどを柱とした上で、各産別の方針と女性解放など諸課題を具体的に提起した。とりわけ星野文昭同志奪還のために総決起することを訴えた。
 天田三紀夫革共同書記長が特別アピール。『現代革命への挑戦』の上下巻完結の歴史的意義を踏まえて、絶えず時代認識と路線を鮮明化して戦略的に闘うことの重要性を強調し、「動労総連合を全国に」の方針の実践としてJR労働者の獲得が2015年の最重要課題であり、1〜3月決戦を闘う中で組織拡大をめざそうと訴えた。
 これらを受けて、女性同志を先頭に、自治体労働者、民間労働者、教育労働者、合同労組の労働者が職場での実践における教訓と2015年の決意を明らかにし、集会は成功裏にかちとられた。(S)

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