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1月25日鹿児島 天文館公園に3千人 〝川内再稼働阻止〟の声溢れる

20150130d-1.JPG 「再稼働のスイッチは押させない!」「まだ再稼働は決まっていない!」「闘いはこれからだ!」。
 1月25日、ストップ川内原発再稼働! 1・25全国集会が、噴煙を上げる桜島が見える鹿児島市の天文館公園で開かれた。地元鹿児島・九州、そして全国から結集した3千人の労働者市民の間には怒りのマグマが渦巻き、闘いを訴える声が響きわたった。

 集会実行委員会の向原祥隆事務局長は基調提案で「昨年11月、伊藤知事は再稼働に同意したが、県民は6割以上反対だ。30㌔圏内の姶良(あいら)市議会は、再稼働反対だけでなく廃炉の決議までしている。私たちは絶対に認めない。九電に攻め上る。3・2九電本社(福岡)闘争に総結集しよう。闘いはこれからだ」と訴えた。それに応える参加者の拍手が鳴りやまなかった。
20150130d-2.JPG 集会では、高濃度の放射能汚染下にあるふるさとの現実を訴える福島からの発言など、全国の原発立地県からの発言が続いた。
 九州電力、東京電力、安倍首相、そして伊藤祐一郎鹿児島知事への怒りが会場にあふれた。
 全参加者が「川内原発再稼働を絶対に止めてやる!」という気迫をみなぎらせ、デモに移った。
 県外団体を先頭に、のぼり、旗、横断幕、プラカードを掲げた長蛇のデモ隊が市の中心街に繰り出した。ひときわ元気の良い隊列はNAZEN福岡をはじめとしたNAZENや福岡県労組交流センターなどの隊列だ。織田陽介事務局長の太鼓のリズムに合わせ、青年が代わる代わる「川内原発再稼働反対!」「すべての原発いますぐ廃炉!」「安倍政権倒そう!」「福島ふるさと返せ!」と怒りのコールを上げながら進んだ。沿道から激励の声が飛び、飛び入りも加わり、隊列は50人近くに膨れ上がった。
 NAZENなど〝安倍打倒〟訴え
 集会が始まるまでの2時間、NAZEN福岡と全国の仲間、さらに国鉄全国運動・九州、福岡県労組交流センターは宣伝戦を行った。青年、学生がマイクを握り、「再稼働は核武装と新自由主義の延命のためだ!」「原発再稼働の安倍を倒そう!」「戦争と民営化を許すな!」と訴えた。福島診療所建設委員会のリーフレット、2・15国鉄福岡集会や労組交流センターのビラを大量に配布した。『前進』は250部手渡され、国鉄署名は130筆集まった。
 この日の集会は、昨年11月に伊藤知事が再稼働にゴーサインを出して以降、初めての全国集会である。安倍と九電は昨年内に川内原発を再稼働させようとしたが、反対の声の高まりに押され、「再稼働は4月以降!」と言わざるを得なくなっている。
 全国の怒りはますます燃え上がっている。追いつめられているのは安倍と電力資本だ。この力で川内原発の再稼動をとめよう。フクシマの怒りと結合し、3・11反原発福島行動’15に総決起しよう!(A)

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