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8・5広島 全国の青年が団結 広島の労働者が中心に

20170814e-1.JPG 「被曝労働拒否・福島連帯集会」に続いて、同じ会場で「オキナワとヒロシマをむすぶ8・5青年労働者交流集会」が開かれた。
 集会を中心で担ったのは、広島と中国・四国地方の青年たちだ。戦争と改憲に突き進む安倍を打倒し、始まる前に戦争をとめようと全国の青年と互いに団結を打ち固めた。
 連帯アピールに立った韓国民衆総行動代表のイドクチェさんは「資本主義は労働者が死なない程度だけ賃金を与えます。それが最低賃金制度です。最低賃金制度は資本主義下の奴隷制にほかなりません」と弾劾し、日本と韓国の青年たちの団結を呼びかけた。

 続いて、動労総連合青年部書記長の山田和広さん(動労西日本)が基調報告を行った。「今秋からの改憲阻止決戦の爆発と11月労働者集会への大結集、とりわけ職場からの総決起をかちとろう」「帝国主義による核武装と侵略戦争、共謀罪、改憲、労働法制改悪との闘いの勝利は、第3の分割・民営化攻撃を粉砕する国鉄闘争の勝利にかかっている。動労総連合の組織拡大をかちとりゼネストを切り開こう」と呼びかけた。
 特別アピールを行った沖縄の日本IBM・ビジネスサービス労働組合・富田晋委員長は「沖縄闘争と広島闘争をもう一度、青年の闘いとして結び付けたい。沖縄は『復帰』から45年を経て、再度ゼネスト情勢を迎えている」と訴えた。東京から参加した女性労働者は都議選を総括し、「自分が正しいと思ったことは職場で通用する。この都議選で、青年に度胸がついた」と元気に発言した。
 決意表明に入り、広島で働く非常勤の教育労働者は「自分の給料は授業をしたコマ数だけ。春休みや夏休みはゼロ。生活にせいいっぱいで授業以外のことを子どもたちに教えたくても、そんな余裕はない。教育労働者で非常勤という働き方はなくすべきだ」と訴えた。広島の自治体の非正規労働者は、職場の評価制度が非正規職員の首切りと一体のものだと弾劾した。
 動労総連合青年部が登壇し、代表して副部長の照沼靖功さん(動労水戸)が「韓国でパククネを打倒したゼネストを、日本でもやろう。闘いの軸は国鉄決戦です。日本でのゼネストを実現するために動労総連合青年部をつくった。一人ひとりの青年がとなりの一人をオルグしよう」と呼びかけた。
 最後にまとめと団結がんばろうを徳島医療福祉労組書記長の原祥吾さんが行い、翌日の闘いと11月集会へ青年が先頭に立って闘う決意を固めた。

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