NAZENヒロシマ結成3周年集会 A2BC上映会と福島共同診療所報告会
2・11NAZENヒロシマ結成3周年集会が、広島市中区のアステールプラザで開催され、約100人が会場を埋め熱気に満ちた会となりました。
第1部はA2BC上映会、第2部は杉井吉彦医師による福島共同診療所報告会。映画A2BCの上映会では、全員がスクリーンに釘付けとなり、「3・11福島」の原点的怒りを共有しました。
第2部の冒頭、NAZENヒロシマよびかけ人の吉原美玲子さんが主催者あいさつで、被爆者として福島に寄せる強い思いを語り、ふくしま共同診療所への支援を呼びかけました。杉井医師から、広島で報告することの意義深さがまず語られ、3・11から4年目の福島の現実(汚染水も除染も仮設住宅の問題も何ひとつく解決しない)、甲状腺がん多発の問題、いまなすべきことが1時間半近くにわたって提起されました。そして「避難・保養・医療」の原則をみなさんの方針にしてほしいと訴えられました。
質疑応答後、動労水戸支援共闘結成の呼びかけ、福島大での学生弾圧との闘い、3・11への結集の訴えなどがなされ、室本けい子さんが診療所と保養運動支援のカンパをアピール。最後によびかけ人の大江厚子さんがNAZENヒロシマ3周年迎えてのアピールを行い、「4年目の3・11、被爆70周年の8・6を福島の怒りを共にしてたたかいとろう。世界中で「命よりカネ」の新自由主義と闘う労働者・民衆と連帯して、安倍政権を倒す闘いに挑みましょう」と力強く呼びかけました。(NAZENヒロシマ事務局・H)
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