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A君を奪還するぞ!――2・12福島大キャンパス集会と2・14福島市内デモが大成功

20150218b-1.jpg 2月3日のAくんの不当逮捕から約10日間、われわれは連日の金谷川駅や福島大門前での宣伝活動、裁判所や警察署への抗議活動、10日の記者会見など反撃に次ぐ反撃に打って出ました。その中でこの「事件」を社会問題化し、ただの「暴行・傷害事件」で終わらせるのではなく大学のあり方を問うものとして、2月12日に福島大学キャンパス内での集会を行いました。

 当日は早朝から金谷川駅前で宣伝活動を行い、福島大生や周辺住民に最後の集会結集を訴えました。昼休み前となり、我々が生協前にのぼりを林立させて登場すると、約10人の当局職員が待ち構えていました。そのうちの1人が樋口くんに「無許可の集会は禁止だから」と一言述べると彼らは遠巻きに並び、我々やキャンパスを行き交う学生を監視、撮影などで威圧してきました。しかし、過去の集会のようにビラまきや拡声器での演説を止めに来ることはできず、我々の反撃への動揺と弱さ・不正義性を露呈することしかできません。
 集会は樋口君の基調提起から始まりました。樋口君はまず、この日に行われる安倍の施政方針演説と原子力規制委員会の高浜原発再稼働の許可決定に触れ、「原発再稼働と戦争、そして福島切り捨てに突き進む安倍政権に対し、福大生が先頭に立って声をあげる」と力強く宣言、福島大当局と警察権力が一体となった2・3弾圧の本質は「原発や戦争に反対して学生が立ち上がるという当然のことを叩きつぶす、非常に許しがたい行為」と弾劾し、3・11以降に福島大当局が行ってきた反原発運動つぶしを暴露しました。最後に改めて3・11反原発福島行動'15への結集を訴えました。
 神子副学長へ抗議文を提出し、続いて3・11反原発福島行動実行委員会の椎名千恵子さんは「福島大学が戦争や原発再稼働の側に立つのか、それとも命の側に立つのかが今問われている」と訴えました。福島現地に駆けつけてA君とともに活動していた神奈川大学の吉田耕くんは、今回の「事件」が許し難いでっち上げであることを暴露しました。さらに東北大学学生自治会委員長の澤田光司くんが「学生が立ち上がれば大学当局の支配は打ち破れる、3・11集会の成功で反撃しよう」と訴え、全学連書記長の坂野陽平くんが安倍政権の推し進める原発再稼働、戦争攻撃との対決としてこの集会と3・11集会を勝ち取ることを宣言、最後に再び樋口くんが発言し、この日の行動を締めくくりました。
 今回の集会に至る過程で福島大学における学生支配のあり方とその脆弱性が改めて明らかになりました。春休み前でいつもより通行する学生が少なく、職員による監視や圧力の中でも着実に我々の主張は浸透していくのを感じました。新たな福島大生の決起は必至です。
 14日には、A君が勾留されている福島警察署を直撃する福島市内デモをかちとりました。3・11反原発福島行動の爆発で安倍政権を打倒しよう!(東北大・A)

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