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選挙戦終盤へ 北島候補「労働者の国際連帯が戦争を止める」

20150424c-1.JPG 杉並区議選もいよいよ終盤戦に入った。
 パククネ政権打倒を掲げた民主労総がゼネスト突入という激動情勢のまっただ中で、戦争と民営化の安倍政権打倒へ向かって杉並区議会議員選挙が戦われている。
 民主労総ゼネストが迫る22、23日、東京西部ユニオン副委員長の北島邦彦候補は、民主労総とともに闘う決意を込めて、「日韓の労働者の国際連帯で戦争を止めよう」と杉並の地で力の限りに訴えた。
 安倍は、侵略と植民地支配の歴史を居直り「反省」をすることもなく、原発再稼働反対や沖縄辺野古基地建設反対の民意を踏みにじり、安保関連法を制定して戦争に突き進もうとしている。だがそれは安倍と労働者人民との力と力の大激突情勢を日々つくりだしているのだ。

20150424c-2.JPG 北島候補は「安保関連法は東アジアにおける戦争を日本独自の判断でおこすものだ。こんな戦争政治を認めるわけにはいかない!」と怒りをたぎらせ、「民主労総がパククネ政権打倒を掲げてゼネストに入る。労働者が中心にあらゆる階層がまとまり、悪政を倒す具体的運動が始まっている。日本の労働者はどう応えるか。労働者が生産現場で団結する。ストライキで闘う労働組合をつくり、そこに全民衆が結集する。そしてその力で安倍政権を倒し戦争を止めることだ」と、日本でもゼネストで安倍倒そうと全力で呼びかけた。
 戦争と民営化で青年たちの命と未来を奪う安倍政治。日本共産党など口先だけの「戦争反対」はまったくの無力だ。北島候補はこれを徹底的に批判した。「労働者の団結、労働組合をつくるために汗の一粒でも流したことがあるのか。涙の一粒でも流したことがあるのか。私は東京西部ユニオンという労働組合の仲間たちと一つひとつ職場の中で労働者の団結をつくる実践を行ってきた。1年契約のアルバイトで2年間にわたって闘い、解雇撤回の都労委命令をかちとった。今必要なのはこのよう20150424c-3.JPGな実践、体を張って闘う議員だ」。アメアパ分会の非正規職の青年労働者とともに登壇し確信をもって北島候補は訴えた。
 北島圧勝へ地域の仲間や全国から応援演説に次々とかけつけている。福島からは椎名千恵子さん。群馬の町議会議員の石川さんや憲法と人権の日弁連をめざす会の高山俊吉弁護士も、安倍戦争政治を真っ向から弾劾した。さらに、動労水戸、全国水平同盟杉並支部や郵政非正規ユニオンの齋藤裕介委員長などがマイクを握った。
 区民からも「安倍を倒すのは北島候補しかない」「北島演説に心を動かされた」など、続々と応援の声が寄せられている。いよいよ終盤戦、安倍政治への怒りを北島へ!

児童館全廃許さない。民営化への怒りが爆発
20150424c-4.JPG 全党派が議会で田中区政の「区立施設再編整備計画」に与(くみ)してきたにもかかわらず、北島候補とともに児童館廃止反対の闘いがまきおこるやいなや、あらゆる勢力が選挙間近になって児童館廃止反対を言い出した。こうしたペテンに対し、「絶対反対で闘い真実を言うのは北島候補だけ。真実とうその闘いだ」と区民の怒りが爆発している。
 重要なことは、北島候補以外の全候補が民営化推進だということだ。
 地元が杉並の織田陽介・NAZEN事務局長は、「児童館廃止は学童クラブを民間委託にするのが核心だ。労働者が20年、30年働き続けた職場が、区長のたった一言で廃止される。こんなに悔しいことがあるのか。蓄積してきたすべてを断ち切るのが民営化だ。安全崩壊、民営化利権、労働者を首にし非正規職に置き換える。子どもたちを安全に預かるところに民営化の論理を貫いていいのか。労働者の誇りをかけて、子どもたちの未来を守るために、職場を守ろう」(杉並区役所前)と訴える。
 そして日本共産党のペテンについて「日本共産党はワーカーズコープという利権団体を立ち上げ、民間委託を請け負っている。民営化のおこぼれに預かりながら、学童クラブの民営化には問題という。許せない」と怒りを爆発させた。
 今、児童館廃止反対運動は、社会丸ごと民営化に対する地域住民の反撃となっている。民営化が社会を破壊することが大衆的怒りとなって爆発しているのだ。第二の国鉄分割・民営化との闘いが階級決戦として始まった。
 
韓国ゼネストと連帯し北島圧勝へ
 韓国ゼネストも、労働市場の構造改革、規制緩和、民営化・外注化などの新自由主義との闘いだ。日本とまったく同じ攻防である。いよいよゼネストはあらゆる階層の支持を集めながら全人民の決起となっている。
 「私たち露天商も昔は労働者だった」「この国の700万の自営業者のほとんどは、資本と国家によって労働現場や農村から追い出されて苦労しながら来た人々。それが今、巨大財閥の市場支配により再び崖っぷちの生活に追いやられている」「民主労総が先頭に立ってその周囲に全民衆が団結し、パククネ政権をドブにたたき込むことだけが生きる道」(露天商、中小零細業者の代表)。
 「労働者の問題は労働者だけの問題ではなく、この社会で一緒に生きていく農民の問題でもある」(農民団体)。
 「政府の大学構造改革政策(大学の序列化)に反対する」(大学教授と職員)。
 民主労総ゼネスト連帯! 北島圧勝で応えよう!(K)

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