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杉並区議選 戦争絶対反対!児童館廃止阻止! 北島邦彦候補に共に闘う2千票

 4月26日投票の杉並区議会議員選挙で、東京西部ユニオン副委員長の北島邦彦候補は「戦争絶対反対! ゼネストで安倍を倒そう」「民営化反対! 児童館全廃をとめよう」と訴え、1998票を獲得しました。48議席を70人で争う激戦の中、次点という本当に悔しい結果となりました。しかし、この2千人の決起は、戦争と民営化の安倍政権を倒す歴史的な決起です。選挙戦を通して労働者の団結とそれを軸にした地域住民の団結でゼネスト情勢を切り開きました。杉並区民の皆さん。全国の仲間の皆さん。闘いはこれからです。杉並から労働者の拠点と新しい労働者の政党をともにつくりましょう!

安倍打倒する歴史的決起
 杉並区議選では、戦争・改憲に突き進む安倍政権を倒す決定的な地平が切り開かれました。
 北島候補は、「この社会を動かしているのは労働者だ。労働者の団結があれば戦争のない、人間が人間らしく生きられる社会をつくることができる」「ゼネストで安倍政権を倒そう」と革命を訴え、2千人の区民がこれに応えて立ち上がったのです。ゼネスト情勢を切り開く、歴史的決起が杉並から始まりました。
 杉並区議選は、本気で戦争・核戦争をやろうとする安倍政権と北島候補との大激突となりました。
 株価・国債大暴落の危機に立つ安倍政権は、侵略戦争の歴史を居直り、原発再稼働反対や辺野古新基地建設反対の民意を力ずくで踏みにじりながら、この4~8月、安保ガイドライン改定、安保法制国会、70年談話、そして2016年の参院選を焦点にして改憲に突き進んでいます。
 しかし、安倍の戦争政治に対して労働者人民の怒りが渦巻いています。沖縄の怒りは全島ゼネスト情勢に発展し、安倍を追い詰めています。沖縄とともに本土でゼネスト情勢をつくりだすならば、安倍を倒し社会を変えることができる! 北島候補は、唯一、「労働者には力がある」と訴え、安倍に迫りました。安倍にひれふす公明党、自衛戦争に賛成する日本共産党など、口先だけで「平和」や「戦争反対」を唱え戦争を推進する勢力の欺瞞(ぎまん)を暴きました。
 そしてパククネ政権打倒へ立ち上がる韓国・民主労総のゼネストと連帯し、24日、阿佐ヶ谷駅頭での大集会を打ち抜き、「労働者の国際連帯とゼネストで安倍を倒そう」と高らかに宣言しました。
 それは、原水爆禁止運動発祥の地である杉並における反戦・反核の「土地の記憶」を呼び覚まし、戦争への根本的怒りを解き放ち、安倍政権を震え上がらせたのです。
 さらに、安倍の3・14JRダイヤ改定を突破口とした社会丸ごとの民営化に対する絶対反対の反撃がたたきつけられました。
 
社会丸ごとの民営化に反撃
 杉並区では児童館全廃を核心とする田中区政による「区立施設再編整備計画」に対し、全党派が屈服していました。
 しかし北島候補は唯一、絶対反対を掲げ、国鉄分割・民営化反対闘争の地平に立って「民営化・外注化は安全を破壊し、社会を崩壊させる。労働者を低賃金・非正規職に突き落とし、団結を解体し戦争に動員する攻撃だ」と訴え、職場を奪われる児童館職員の怒りと悔しさ、誇りをともにしてきました。そうした中で民営化・外注化反対を訴える「児童館なくすな」署名が地域・街頭で爆発的に拡大しました。区民の自己解放的決起が始まったのです。
 児童館全廃は選挙戦の焦点に押し上げられ、これまで賛成してきた全党派が「廃止反対」を言い出すも、すべてがいんちきであることがはっきりしました。
 いよいよ児童館全廃をとめる闘いはこれからです。

闘う労組拠点つくろう
 「この杉並の地から戦争と民営化絶対反対の団結を、闘う労働組合をつくり出す。そうすればそこに高齢者も子どもたちもあらゆる住民が集うことができる。これが地域から戦争を止める力です」(北島候補)
 北島候補は、東京西部ユニオンのリーダーとして非正規職労働者とともに、解雇撤回をかちとってきました。こうした労働者の団結した力が社会を変革する力であることを選挙戦では具体的に示しました。動労総連合を全国につくりだすとともに、闘う労働組合の拠点を無数につくりあげましょう!
 学生・青年を先頭にした街頭演説会は、区民の大衆的決起を生み出しました。労働者は年休をとって地域に分け入りました。選挙戦そのものが、ゼネストの先頭に立って闘うリーダーを生み出しています。安倍打倒の先頭に立つ新しい労働者の政党をともにつくりだしましょう!
 6・7国鉄集会の大結集で戦争と民営化の安倍政権を倒しましょう!(K)

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