光州蜂起35周年 民主労総、遺志継承誓う
1980年5月に韓国で闘われた光州蜂起の35周年を迎え、民主労総は5月17日、蜂起の現場となった光州市内の広場で労働者大会を開いた。
光州蜂起は、労働者・学生・市民が軍事独裁政権打倒を掲げて総決起し、軍隊の銃剣による弾圧にも屈せず血を流して闘い、87年に始まる民主化闘争への出発点を築いた偉大な闘いだ。韓国各地から集まった労働者は、35年前に光州市民を虐殺した戒厳軍の銃剣は今日、パククネ政権と資本による整理解雇と労組破壊の嵐となって再び労働者を襲っているとし、これと徹底対決して闘う決意を明らかにした。
ハンサンギュン民主労総委員長(写真下)は、今や追悼をこえて進む時が来たと呼びかけ、「銃弾をくぐって闘った光州蜂起の精神を受け継ぎ、先輩烈士たちに恥じない闘いをしよう」と、6月末の第2次ゼネストへの総決起を力を込めて訴えた。
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