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星野絵画展 各地で成功 杉並 学校や児童館を訪問 宗教者にも共感広がる

20150905b-1.jpg 8月27日から31日まで阿佐谷地域区民センターで、「星野文昭さんをとり戻そう!東京連絡会」と「杉並・星野文昭さんを救う会」の共催で「星野文昭・暁子/絵と詩展」を開催しました。絵画展と一体で、30日夜には「今こそ星野文昭さんを取り戻そう!8・30集会」を実行委員会主催で開催しました。
 今回の絵画展ではこれまでにない大きな成功をかちとり、絵画展が持つ力に確信を得ることができました。来場者409人、賛同120口は、ともに過去最高です。署名は64筆、アンケートは71枚、『愛と革命』8冊、詩画集6冊、CD「ソリダリティー」3枚が売れ、全国水平同盟の狭山署名にも多くの署名が寄せられました。

 全国50カ所での絵画展成功と新たな会の結成をうけて学習会や現地調査を積み上げ、昨年から始まった実行委員会形式を徹底的に強化することを軸にすえました。労組交流センター、西部ユニオンを軸に5団体が集い、3回の会議を経て、すべてをやり切りました。
 14の学校を始めとする労働組合まわりを積極的に行い、児童館への訪問では『愛と革命』の購入もかちとりました。区掲示板の活用、各所への置きビラ、三里塚野菜ケースへのビラ入れ、マスコミへの訴えなど、あらゆることをやりました。教会への要請では「いわて救う会」との連携も成功し、星野さんの闘いが広範な宗教者の良心をつかむ情勢になっています。「オープンスペース街」の2職員奪還の連絡に歓喜し、星野さん奪還のイメージが沸きました。
 これらすべての取り組みが、過去最高の来場者に反映されています。絶大な力を発揮したのは会場に隣接する商店街でのビラまきで、スタッフが最後まで頑張りました。
 会場内では、「ソリダリティー」が流れるなか暁子さんを囲む来場者の輪が何度もできました。星野文昭さんの絵と暁子さんの詩に深い感動を寄せ、「無実を確信した」「何としても出したい」というアンケートが集まりました。
 集会には70人が参加。その多くが昼間の安倍打倒・安保法制反対国会12万人の闘いから駆けつけ、国会前の熱気が星野さん奪還の思いにストレートにつながりました。
 集会の第1部では、星野暁子さんが「星野文昭とともに生きた29年の『愛と革命』」を語り、岩井信主任弁護人が「星野再審の現段階」を報告しました。岩井弁護士は「私も昼は国会前に行きました」と語り出し、安倍政権打倒と再審実現を一つのものとして提起しました。第2部では、杉並救う会、西部労組交流センター、西部ユニオン、全国水平同盟杉並支部、杉並救援会が、星野さん奪還を闘う決意を語り、9・6徳島闘争総決起の場となりました。
 徳島刑務所包囲デモで星野文昭さんと団結し、私たちの手に取り戻そう。(杉並星野文昭さんを救う会・狩野満男)

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