鈴コン社前に鈴木達夫弁護士登場 安倍打倒の先頭に立つと表明
1月7日、朝8時、浮間舟渡の鈴木コンクリート工業舟渡工場前に、鈴木達夫弁護士、全学連斎藤郁真委員長、北島邦彦東京西部ユニオン副委員長が勢揃いして登場した。
生コンを積むミキサー車、セメントや砂を運ぶ大型車が頻繁に出入りする工場正門前に陣取った宣伝隊。冒頭、この3年間の解雇を打ち破って職場復帰を果たし1年余りとなる鈴コン分会書記長の吉本伸幸さんの新年あいさつから始まった。
吉本さんは、労働者が生きる権利と職場の安全を、職場の先頭で守る分会の決意を明らかにした。鈴木達夫弁護士は、年末年始、日本と朝鮮半島を最焦点とする戦争の危機を訴え、慰安婦問題「日韓合意」と北朝鮮核実験問題の本質を、大恐慌と帝国主義・大国の支配の崩壊として明らかにし、この社会を変えることができるのは労働者の団結だけであり、鈴コン分会とともに闘うこと、安倍打倒の先頭に立つと表明した。斎藤全学連委員長は、安倍が偉そうにしようとも、奴等がいる建物も使う道路もすべてコンクリートで出来ており、労働者がすべてを作っている。戦争も止められるのは労働者だけだと呼びかけた。
北島西部ユニオン副委員長の司会のもとで、繰り返し「鈴木コンクリート資本は今も不当労働行為を続けている。すべての仲間は鈴コン分会に加入して共に闘おう」と呼びかけ、1時間にわたって社前集会を貫徹した。分会組合員をはじめ労働者が次々とあいさつしていく。管理職は奥に引っ込んだままだ。周りの工場に出勤する労働者も注目し、新年の宣伝行動は意気高くうちぬかれた。
この後宣伝隊は、王子駅前と北区役所前にも登場、多くの労働者市民と合流した。(東京西部ユニオン YS)
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