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国際婦人デー記念3・5広島行動 「女たちは立ち上がろう!」「安倍を倒そう!」とデモ

20160317f-1.JPG 国際婦人デー記念3・5広島行動は、広島市幟会館で「安倍倒せ!戦争と貧困の世の中をひっくり返そう」「派遣法廃止!非正規・労働法改悪をうち破ろう」「医療・介護の崩壊に、女性たちは怒りの声を上げよう!」を掲げ、職場からのアピール、グループ討論を行い、42人の参加者の思いと怒りを解放し、団結を固めてデモ行進に飛び出しました。
 集会は特別支援学校の教育労働者の仲間の司会で進められました。まず動労西日本の岡崎昭夫組合員から、春闘を広島印刷事業所廃止絶対反対、ストライキで闘うとの連帯あいさつを受けました。

 高陽第一診療所労組の矢田が基調のアピールを行いました。朝鮮戦争への安倍政権の突進、第3次世界戦争が目の前で起こっていく時代。全世界で労働組合が、女性労働者が闘いの中心に立ち、革命を求めて立ち上がっている中で、今年の国際婦人デーを迎えていること。婦人民主クラブ全国協議会の地域の仲間づくりとして、高陽第一診療所労組、動労千葉を支援する会の取り組みとして始めている「コーヒータイム」の学習会の報告として、社会を社会として成り立たせるための医療・介護・保育・教育、公的部門の労働が新自由主義の攻撃の中で、民営化・外注化・非正規化され、金もうけを目的とする資本に支配され私物化されようとしており、「人間労働の奪還、共同性の奪還」を掲げて闘うことが、社会をひっくり返すことにつながる。アミーユの事件。広島で起きているグループホームでの転落事故での青年労働者の「保護責任者遺棄致死罪での有罪判決に対しても、職場で介護労働者が労働組合をつくって闘いを開始している。「日本死ね!!」という女性、青年、非正規労働者の怒りを「安倍倒せ」の力にするために、国鉄新署名の取り組みを開始しようと訴えました。
 続いて、医療介護の現場女性労働者3人から、人員不足・過重労働の過酷な労働現場の中で必死に職場を回している実態、労働者と患者の安全と命を守るためには、職場の団結、労組の闘いが待ったなしとの報告。自宅介護をしている家族からは、介護労働者・労働組合との連帯の重要性が訴えられました。その後のグループ討論では、全員が発言、討論に参加し、活気が満ちあふれました。
 後半、この日結成された婦民合唱隊4人のリードで、ソリダリティを合唱して星野文昭さんとの連帯を誓い、京大スト弾圧と闘う全学連へのカンパアピールを行いました。
 「福屋」デパート派遣雇い止め解雇労働委員会闘争の勝利、安芸太田町学校統廃合反対運動の報告を受け、軍隊慰安婦問題「日韓合意」反対・朝鮮侵略戦争阻止の決議を採択。広島連帯ユニオンの森実智恵美さんが3・11福島行動、動労西日本スト支援への参加、国鉄1047名解雇撤回の新署名等の行動方針を提起。
 集会後、職場で闘う若い女性労働者が先頭に立って、原爆ドーム前まで解放的なデモをやり抜きました。出発地点から原爆ドーム前の解散地点まで「女たちは立ち上がろう!」「安倍を倒そう!」「医療介護をとりもどそう!」と呼びかけながら若者・女性、高齢の方まで、大注目と声援を受けながらのデモ行進でした。この行動を新たなスタートに、医療・介護職場の拠点労組の組織拡大に挑戦していく課題をはっきりさせてさらに一歩進んでいきましょう。(高陽第一診療所労働組合 矢田三恵)

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