1. HOME
  2. ブログ
  3. 地域に拠点つくろう 4・23杉並講演・討論集会 「日本死ね」の怒り束ねて

地域に拠点つくろう 4・23杉並講演・討論集会 「日本死ね」の怒り束ねて

20160425d-1.JPG 4月23日、東京・杉並区の西荻地域区民センターで、7月選挙に出馬する鈴木たつお弁護士と斎藤いくま全学連委員長を招いて講演・討論集会が開催され、杉並区民を中心に60人が集まった。
 集会冒頭、司会を務める東京西部ユニオンの青年が、入社5年目でついに自らの職場に組合を結成して闘いを始めたことを報告し、会場が大きな拍手で応えた。
 都政を革新する会から長谷川英憲代表と北島邦彦元杉並区議があいさつに立った。北島さんは「7月選挙に向けて地域に拠点をつくり、力ある政治勢力として登場しよう」と熱を込めて呼びかけた。

 集会のメイン企画として、鈴木たつお弁護士と斎藤いくま全学連委員長が講演を行った。
 鈴木弁護士は、「今回は政党の選択を迫る選挙です。『新しい労働者の政党をつくろう』というスローガンの意味は、一つには、既成の政党に断を下すということ。二つには、労働者の利害を貫く政党を労働者自身の手でつくろうということ。三つには、やはり世の中を変える闘いは政党の問題を抜きにしてはありえないということです。この中身を鮮明に訴えて闘いましょう」と提起。
 斎藤委員長は、「今の社会では、一生懸命働いている人ほど政治を奪われ、政治家が勝手に政治を動かしている。この点は自民党も共産党も同じだ」と弾劾し、「この現状と闘うために、新しい労働者の政党の登場が求められている。私はそのために7月選挙を闘います」と決意を語った。
 討論では、参加した杉並区民が社会保障制度の解体攻撃とどう闘うかと提起し、また児童館で働く青年労働者が保育現場の実情を生々しく語り、「子どもの命を預かる職場で規制緩和・民営化を進める安倍は許せない!」と怒りの声を上げた。討論の最後に、杉並区民が「学生弾圧に手を貸す共産党は安倍の共犯者だ! 今、『日本死ね!』という怒りの声があるが、その声を代表する党がどこにあるのか知らない人がまだまだ多い。もっともっと宣伝・扇動を繰り広げ、新しい労働者の党を建設しましょう」と熱烈に訴え、会場は大いに沸いた。
 最後に西部ユニオンの大西文夫書記長がまとめと行動提起を行い、団結ガンバローで熱気あふれる集会を締めくくった。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択