10・7 東京東部で集会 東京卸売市場の労働者も参加
「はじまる前に、戦争をとめる!」と銘打った集会には、地域ビラを見た人も参加している。職場の仲間を誘った青年も。冒頭上映した韓国民主労総のビデオに参加者は釘づけだ。机の配置もU字型にして、活発な議論をめざした。
主催者は問題提起で「韓国では民主労総を先頭に、労働改悪を阻止する無期限ストに応えて、労働者の団結と国際連帯で始まる前に戦争を止めましょう!」「腐りきった社会を変えることができるのは、社会の真の主人公である労働者と学生です。11月6日、日比谷野音を満杯にしましょう!」と訴えた。
特別報告では、動労千葉執行委員の佐藤正和さんが就業規則改悪阻止闘争と3波の工臨行路指名ストを熱く語り、会社解散・全員解雇と闘う東部ユニオン吉崎製作所分会が偽装破産を弾劾して勝利するまで闘うことを宣言。そして斉藤郁真全学連委員長が「大学こそブラック企業の最先頭だ」と京大処分粉砕の10・3攻防を生き生きと語った。
討論では、東京卸売市場の労働者が、大変な仕事の現場を語りながら「豊洲のような毒物が埋まった土地に市場を建設することそのものが間違い。すべての責任は石原にある」と弾劾し共感を呼んだ。つづいて、東交の仲間が「小池は都営交通の民営化を狙っているが許さない」と決意表明し、都校職組の仲間は「都労連の一翼として小池と対決する」と発言し、都労連決戦の始まりを宣言した。
そして青年労働者が「地域を回って、戦争を止める歴史的国際連帯前進だと『前進』で説明して歩いている。罵倒されることもあるが、共産党の支持者も含めていい反応だ。何としても大結集につなげたい」と語り、活発な議論で11・6への団結と決意を固めた。(T)
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