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北小路敏同志の7回忌 偲ぶ会で決意新たに 決断と貫徹力学び、遺志引き継ぐ

20161117b-1.JPG 2010年に逝去した北小路敏同志の7回忌にあたる11月13日、「北小路敏同志を偲(しの)ぶ会」が都内で開かれた(写真)。同志をよく知る60年世代、70年世代を中心に、若い学生も含めて50人が集まり、その革命精神を学んでプロレタリア革命勝利に進撃する決意を新たにした。
 北小路同志は、60年安保闘争、70年安保・沖縄闘争の先頭に立ち、70年代以来の二重対峙・対カクマル戦、三里塚・国鉄闘争の先頭に立って指導し、病気になっても最期まで回復を目指して闘いぬいた。

 偲ぶ会は藤原慶久同志の司会で始められ、北小路同志の遺影に向かって献杯した後、在りし日の北小路同志を映したビデオが上映された。60年6・15国会突入闘争、67年10・8羽田闘争、そして対カクマル戦の総反攻突入を宣言した74年8・3革共同集会での基調報告のさわりが鮮明な音声で流され、明快な路線と説得力あるアジテーションに感動の渦が広がった。韓国・民主労総のゼネスト闘争の記録が2本立てで上映された。
 革共同の天田三紀夫書記長が発言した。「昨日の韓国200万人決起で新しい過程に入った中で、この会が開かれていることは歴史的な意義がある。過去の思い出話ではなく、今日的な意義のある会にしたい。北小路同志の指導した20年間の対カクマル戦に勝利しなかったら今日はなかった。また、非合法・非公然体制の先頭で闘った功績は大きい。今、アメリカ、韓国の情勢は新しい時代が来たことを示している。日本の労働者階級も必ず立ち上がる。ロシア革命100年の17年、党と労働組合の一体的建設を進め、北小路同志の闘いを継承する」と力を込めた。
 その後、参加者全員が北小路同志の思い出や闘いの決意を述べた。6・15国会突入闘争の思い出、アジテーターとしての偉大さ、労働者階級に対する信頼、冷静沈着でなすべきことをやりぬく貫徹力、などわれわれが引き継ぐべき故人の資質が次々に語られ、偲ばれた。
 最後に藤原同志が「北小路同志、本多延嘉同志、中野洋同志をはじめとする先人の遺志を引き継いで革命に向かって闘おう。革共同は必ず勝利する」と宣言し、全員でインターナショナルを歌って団結を固めた。

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