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不当逮捕弾圧うち破る 11・27高槻植木団地全国闘争へ

20161117c-1.JPG11月14日、植木団地闘争の勝利を恐れた大阪府警公安三課は、全国水平同盟高槻支部員であり植木団地労働組合員のAさんを道路運送車両法違反容疑で不当逮捕した。さらにAさんの自宅や車両だけでなく、植木団地の事務所や倉庫などを6時間以上にわたって強制捜査した。そして、立会者が「容疑とまったく関係ない」と抗議するのを無視し、高槻市が植木団地の使用を許可した「行政財産使用許可書」、10年余り前からの園芸協同組合の帳簿類や預金通帳など多数を押収した。断じて許せない。

国家権力=大阪府警公安三課がAさんの逮捕を口実にして植木団地に襲いかかり、闘争破壊をたくらんだことは明らかだ。
 植木団地の闘いは、労働者を分断する部落差別攻撃をはね返し、ひとつの階級となって絶対反対・階級的団結を貫く「団結の砦(とりで)」としてそびえ立ち、新自由主義を打ち倒す新たな部落解放運動の震源地となっている。裁判闘争でも、高槻市の主張の不合理性、不当性を暴き、崩壊させ、高槻市と国家権力を追い詰めている。
 これに恐怖し、焦りに駆られて公安三課が引きずり出され、今回の暴挙に踏み込んだのだ。しかし、不屈・非妥協に闘うAさんを先頭に、労働者の団結した「弾圧粉砕」の闘いで弾圧のデタラメさ、不正義が暴かれ、裁判所も検事の勾留請求を却下せざるを得なかった。Aさんは15日に奪還された。
 16日朝、植木団地労組と地域の労働者が高槻市役所前に登場し、出勤する市役所の労働者に弾圧を弾劾し、11・27闘争への参加を訴えた(写真右)。
写真上は昨年の11・22自主管理1周年闘争。植木団地事務所前での集会で主催者が闘いの報告と決意表明を行った)
(北摂労組交流センター・上園耕作)

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