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12・10ソウル 80万が新たな闘いを宣言

20161212a-1.jpg 国会の弾劾決議から一夜明けた12月10日、ソウルの街頭は再び「パククネ即時退陣」を叫ぶ人の波で埋まった。昼前から続々と集まった労働者・農民・学生などの隊列は午後4時過ぎには20万人に達し、夜に入ってさらに増加し午後8時半には80万人に膨れ上がった。釜山、光州など全国を合わせると計104万人だ。
 午後6時から光化門広場で開かれた退陣行動(パククネ政権退陣非常国民行動)の集会では、「パククネはまだ巻き返しを狙っている」と、パククネ即時退陣と共犯者全20161212a-2.jpg員の処罰を求めてさらに闘いぬくことが確認された。セウォル号遺族、梨花女子大総学生会会長、「財閥の頭目を拘束しろ!」を掲げて発足した財閥拘束特別委員会の代表などが、必要なのは腐敗した権力の根を完全に絶つことだと訴えた。
 民主労総はこの日の記者会見で、弾劾は終わりではなく新たな闘いの始まりだと宣言した。労働改悪や鉄道民営化、サード配備などパククネの全政策を廃棄し、財閥支配の解体へ全力で闘う方針が打ち出された。【写真上は大統領官邸包囲デモに立つ民主労総。下は「パククネを拘束しろ」のボードを掲げる参加者】

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