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東北春闘集会 東北各地から80人が参加 鈴木達夫弁護士が記念講演

20170302a-1.JPG 2月26日仙台市で東北春闘集会が開催され、東北各地から80人が参加した。
 集会では呼びかけ人挨拶に続いて、鈴木達夫弁護士が「労働者の団結で労働法制改悪と戦争を打ち砕こう」と題して記念講演を行い、17春闘情勢をめぐる核心点が提起された。「一つに戦争の問題。日米首脳の共同宣言にハッキリと表れている。核兵器の先制使用を許してはいけない。二つに安倍の働き方改革。これが東京都の小池都政として労働者に襲いかかっている。豊洲問題は民営化問題であり、労働組合の問題だ」「労働者の団結こそが戦争をとめ、社会を変える力だ」と熱く訴えた。

20170302a-2.JPG 動労福島の橋本光一委員長に続き、昨年12月に結成された同宮城県支部の仲間からはJR職場をめぐるすさまじい外注化、非正規職化の実態が暴露され、「3・3動労総連合ストライキの圧倒的な力でもって大流動情勢に乗り込む」と力強い宣言がなされた。
 青森の南部バス労組の仲間からは、民事再生法による新会社移行に伴う組合つぶしとの攻防について報告され、「労働者が声をあげるために労働組合がある。労働組合の旗を守り、みんなで新会社にいって闘っていく」と決意が述べられた。
 東北各地の職場報告では、仙台市の保育所民営化との闘いをとおして同僚と団結をつくっていく格闘や、人事評価制度に対して職場の分断攻撃として捉えて職場闘争に打って出ているなどの発言がされ、あらゆる職場での白熱的な闘いを共有した。さらに、京大弾圧から奪還されたばかりの東北大学学生自治会元委員長の青野弘明君が発言に立った。「今回の埼玉、京都、神奈川の弾圧はその全てが安倍の強烈な意思によるものであり、新共謀罪の先取りとして行われた」と断罪し、「だからこそその全ての弾圧を打ち破っていることの勝利を確認しよう」と明るく発言し、会場全体が割れんばかりの拍手に包まれた。
 仙台市内をデモ行進した後、集会のまとめとして「動労総連合ストライキを突破口に、3・11福島、三里塚、さらに常磐線浪江延伸阻止を攻勢的に闘おう。必ず労働運動の力で安倍を倒そう」と締めくくった。
(ふくしま合同労組 山口輝晃)

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