1. HOME
  2. ブログ
  3. 5・1新宿 闘うメーデーうちぬく JR東本社、都庁へ弾劾デモ

5・1新宿 闘うメーデーうちぬく JR東本社、都庁へ弾劾デモ

20170508b-1.JPG 5月1日、新宿メーデー実行委員会の呼びかけで新宿文化センターで行われたメーデー集会は、全国労働組合交流センターに結集する労働者を中心に、200人が結集した。集会後、JR東日本本社へのデモと、都庁議事堂レストランでの不当解雇に対する抗議行動を闘った。
 安倍政権は「働き方改革」「長時間残業を是正する」と言い、労働基準法の改悪によって月100時間までの残業を合法化し、労働者に過労死を強制ようとしている。連合の神津里季生会長は安倍と一体となって、労働者を裏切り、襲いかかっている。

20170508b-2.JPG これに対して新宿メーデーは「職場に闘う労働組合をよみがえらせよう。ストライキを復権しよう。労働者の国際連帯で朝鮮戦争をとめよう。新『共謀罪』阻止! 戦争と民営化の安倍・小池を倒そう」を掲げ、闘いとられた。その先頭には、JRの3月ダイヤ改定による鉄道業務の分社化とローカル線切り捨て、さらに福島への帰還強制と闘いぬき、春闘をストで闘った動労総連合が立った。
 集会の最初に、合同・一般労組全国協議会の吉本伸幸代表が5・1メーデーアピールとして、「4月29日の連合メーデーには、安倍と小池が参加し労使協調をアピールした」と連合の裏切りを弾劾。「戦争に反対し、闘う労働組合を復権させるメーデーとして闘おう」と訴えた。
 春闘をストで闘った動労総連合の各組合から発言を受けた。動労千葉の中村仁執行委員は「30年間解雇撤回で闘ってきた。自分たちの闘いがみんなにつながっていることを感じている。6・11国鉄全国集会に集まってください」と訴えた。
 都庁議事堂レストランで解雇された女性労働者が訴えに立った。解雇の理由は職場で福島への「被曝と帰還の強制反対署名」を集めたことだ。福島への帰還政策を進める小池知事による解雇だ。女性労働者は「福島から避難している人は、子どもがいて引っ越しするのも大変。さらに助成金が切られる。自分も子どもがいて、首を切られるというのは、福島の人たちと同じ目に遭っていると思っている。だから絶対に黙らない」と決意を語った。
 北島邦彦さんは都議選を闘う決意を表明した。「戦争と共謀罪に絶対反対。ストのできる労働組合をよみがえらせ、戦争を止めよう」と訴えた。
 決意表明では、東京で闘う青年労働者が「職場に労働組合をつくり、周りががらりと変わった。一番変わったのは自分。どんなに小さな闘いであっても自分ひとりの闘いではない」と勝利感に満ちて語った。
 集会後、JR東日本本社へのデモに打って出た。その熱気をそのままに都庁前で議事堂レストランに対する抗議行動に立った。小池知事による解雇に怒りのこぶしを上げ、都労連労働者がともに決起することを心の底から呼びかけた。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択