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中四国 中四国国鉄集会 国鉄支援労組中心に120人

20160218f-1.jpg 2月14日、広島市で中四国国鉄闘争集会が開かれた。昨年2月の集会に続き、動労西日本、愛媛県職労、広島連帯ユニオン、自治労倉敷の4組合を中心とする実行委員会が主催した。集会には国鉄闘争全国運動を担ってきた中国・四国各地の労組活動家を中心に120人が集まり、新署名運動スタートの強固な一致と団結をかちとった。

 冒頭、「2015年民主労総ゼネストの軌跡」が上映され、主催者あいさつを広島連帯ユニオンの鈴木範雄委員長が行った。婦人民主クラブ全国協議会広島支部の大江厚子さん、広島大学学生自治会の森田寛隆委員長が連帯あいさつに立ち、韓国鉄道労組からのメッセージが紹介された。
 基調提起を動労西日本の大江照己委員長が行った。「私たちは大恐慌の全面的激化と改悪派遣法のもと、大量解雇と総非正規化攻撃がまさに始まろうとする中で、本日、国鉄1047名解雇撤回へ新たな署名運動の開始を宣言します」と力を込めて述べると、会場全体から拍手がわきあがった。基調は第一に、ついにJR本体との闘いに入った国鉄1047名解雇撤回闘争と新署名運動の画期的意義を打ち出した。第二に、今日、労働者階級が直面している派遣法、労働法制改悪による解雇・総非正規化攻撃を打ち破る道は、国鉄闘争を軸に階級的な労働組合をよみがえらせる以外にないことを明らかにした。そして第三に、「本集会の一切の結論は、動労総連合建設を軸に、闘う労働組合の組織拡大をこの場に結集した私たちが先頭に立って実現すること」だと強調した。最後に民主労総ハンサンギュン執行部の1年間のゼネスト組織化の闘いを紹介し、「ここにいる私たちが必死になり、新署名と国鉄闘争全国運動を武器に組織化の闘いを始めるならば、私たちは歴史を大きく動かすテコとなることができる」と確信を込めて訴えた。
 動労西日本の闘争報告として、山田和広書記長が解雇撤回・非正規職撤廃の先頭で闘う決意を述べ、広島印刷事業所廃止絶対反対で闘う広島支部の岡崎昭夫組合員、三江線廃止と闘う鷲見貢米子支部長らのアピールが続いた。
 愛媛県職労の宇都宮理委員長は、伊方原発再稼働阻止を被曝を許さない労働組合の闘いとして闘う意義を述べ、県職労が中心となって呼びかける「3・19えひめ集会」への結集を呼びかけた。広島連帯ユニオン草津病院支部の金光美智子さんのカンパアピール後、星野文昭さん奪還の決意を込めソリダリティを合唱し、徳島救う会から2・19徳島闘争へのアピールが行われた。
 解雇撤回、派遣法粉砕・非正規職撤廃を闘う各地の労働組合、労働者が続々と決意表明に立った。広島の自治体非正規労働者、自治労倉敷の百本敏明委員長、愛媛の郵政労働者、広教組組合員、医療福祉から草津病院支部、高陽第一診療所労組、岡山大学医学部職員組合、徳島医療福祉労組、合同労組から広島連帯ユニオンと香川連帯ユニオンが発言した。
 愛媛県職労の中村圭司副委員長が「国鉄闘争の新たな闘いのアピール」を読み上げ、全体の拍手で確認した。最後に広島連帯ユニオンの壹貫田康博書記長が行動方針を提起し、新署名運動を「これまでの延長線上ではない闘い」として進めること、朝鮮戦争の超切迫情勢と対決し、民主労総ゼネスト連帯を掲げて3月春闘行動に決起することを訴えた。

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