動労西日本先頭に広島で８・２８外注化阻止総行動をうちぬく

　８月２８日、動労千葉が検修職場全体のストライキに突入し、職場を揺るがす闘いをやり抜いた。同時に、動労千葉と動労水戸・動労総連合の出向対象職場の労働者は、強制出向差し止め仮処分の申立に決起した。ＪＲ東日本を相手取り、検修・構内業務の外注化とそれに伴う強制出向の差し止めを求める仮処分の訴えを東京地裁に起こしたのだ。その闘いに呼応して、動労西日本を先頭に、広島連帯ユニオンの闘う労働組合、動労千葉を支援する会・広島の仲間１５名は、朝７時半よりＪＲ西日本広島支社前でのビラまきと街頭宣伝に決起した。 

　動労西日本の大江照己委員長と岡崎昭夫組合員は「動労総連合として、１０・１外注化阻止を闘う。東日本以上の外注化と偽装請負、非正規職化を進めるＪＲ西日本も許さず闘おう！」「９・７ストライキに決起するぞ！」と職場に向かう労働者に訴えた。ビラは４００枚近くが瞬く間に受け取られ、歩きながら食い入るように読み始める人も多くいた。
　８時過ぎ、支社に対して「業務の外注化、偽装請負をやめろ！」「契約社員制度をなくせ！」「出向を強制するＪＲ資本弾劾！」のコールをたたきつけた後、職場に向かう大江委員長と岡崎組合員を「団結ガンバロー」で送り出した。その後も宣伝活動は継続し、支社の始業時間まで行動をうちぬいた。（広島・ＯＳ）