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労組の力で新基地阻止を 県民大会に参加し大宣伝

20170515b-1.JPG 5月14日、全国から集まった労働者・学生は、辺野古新基地の海上工事現場を望む名護市瀬嵩(せだけ)の浜で開かれた「復帰45年5・15平和とくらしを守る県民大会」に参加した。
 午前9時すぎ、全国青年労働者交流集会実行委員会の大型バスが瀬嵩の浜に到着した。目の前で進む海上工事に怒りが募る中、IJBS労組の富田晋委員長が「基地の見返りとされた振興策が沖縄の青年たちを非正規に突き落とした。今こそ闘う労働組合が軸になり、沖縄で、全国でゼネストを闘い戦争を止めよう! 基地をなくそう!」と呼びかけた。

20170515b-2.JPG20170515b-3.JPG 民主労総ソウル本部のパクチュドンさんは、「北朝鮮の脅威をどう思うか」というマスコミのインタビューに、「沖縄でも韓国でも米軍基地はアメリカの利益のためにある。沖縄と韓国の労働者が連帯して闘うことが平和な世界をつくると考え、沖縄に来た」と応じた。2200人が集まった県民大会でも、海軍基地建設と闘う済州島カンジョン村から来日した40人が、連帯を呼びかけた。
 県民大会後、瀬嵩の集落を通り、大浦湾に沿って道の駅「わんさか大浦パーク」までのデモ行進が行われた。デモ出発地点で青年労働者がマイクを握り、「労働者、労働組合の団結こそ戦争を止め基地をなくす力だ」と訴え、6・11国鉄集会のビラや『前進』など2千部が手渡された。
 さあ、いよいよデモに出発だ! 青年労働者を先頭とするはじけるようなデモは、住民の怒りとひとつになり、行く先々でエールの交歓が行われた。沖縄の怒りをゼネストへ! 歴史を変える闘いが始まった。

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