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12・23沖縄で怒りの御万人(うまんちゅ)大行動

s20121229c-1.jpg 12月23日、オスプレイ強行配備や相次ぐ米兵犯罪に対する「怒りの御万人大行動(うまんちゅパレード)」が宜野湾市海浜公園の野外劇場で開催された。集会には自治労や高教組・沖教組などの多くの労働組合が参加し、3000人が会場を埋めて闘い抜いた。集会終了後は、国道58号線を北上して普天間基地の大山ゲートまでの2キロをデモ行進し、沿道やすれ違う車から激励の言葉やクラクションが鳴らされた。
 沖縄労組交流センターの仲間たちは、会場入口でオスプレイ配備の中止と辺野古新基地建設阻止を訴えた。そして新自由主義と対決し、実際に勝利できる展望を国鉄決戦―動労千葉の外注化決戦が切り開いていること、この闘いを先頭に闘う労働組合を甦らせようとビラを配布して闘った。 

s20121229c-2.jpg 12月の総選挙で誕生した自民党安倍政権は普天間基地の辺野古移設を表明し、維新の会の橋下は辺野古移設を主張している。衆院解散―総選挙そのものが労働者階級に対するすさまじい階級戦争としてあった。新自由主義攻撃としてのオスプレイの沖縄配備、辺野古新基地建設の大合唱だ。オスプレイの沖縄配備強行は、米帝・オバマ政権の新軍事戦略である対中国・北朝鮮への侵略戦争の具体的な発動だ。
 しかし10・1オスプレイ配備強行と辺野古新基地建設に対する怒りは日を追うごとに高まっている。選挙や国会という議会制民主主義など、だれも幻想をもっていない。福島第一原発事故によって「すべてがウソだった」ことが暴かれた。この社会を変えることができるのは、労働者の職場における闘いを土台とした闘う労働組合を甦らせることの中にある。
 沖縄におけるオスプレイ配備撤回・辺野古新基地建設阻止・基地撤去の闘いは、大失業と外注化・非正規職化攻撃と闘う青年労働者の闘いと一体のものだ。今回の集会・デモには多くの青年労働者が参加している。そこにはオスプレイや辺野古移設に対する怒りとともに、「生きていけない」現実への怒りが渦巻いている。新自由主義のもとで「命s20121229c-3.jpgを守り、生き抜く」ための闘いとしてある。すでに青年労働者の中から非正規職撤廃を掲げて闘いが始まっている。この青年労働者たちの怒りと一体となって闘おう。2013年を新たな闘いを切り開く年としよう。(沖縄・I) 

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