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全国の主要郵政職場で一斉に元旦ビラ配布!

s20130101a-1.jpgs20130101a-2.jpg 「明けましておめでとうございます」「元旦からご苦労様です」。1月1日早朝、バイクや自転車、徒歩で出勤してくる郵政労働者に次々とビラが手渡された。全国労組交流センターの仲間は今年も北海道から沖縄まで、全国の主要郵政職場への元旦ビラ配布行動を闘いぬいた。2013年は大恐慌、戦争と大失業が時代基調となり、巨万の労働者階級人民が職場と街頭で行動に立ち上がり、プロレタリア革命を引き寄せていく時代の幕開けだ。今年の元旦ビラまき行動は、郵政職場からも本格的に闘いの火の手が上がることを確信させるものとなった。(写真は東京・銀座局でのビラ配布)
 

 郵政民営化の破綻が全国の郵政職場を覆っている。どこの職場も要員不足が限界を超えている。郵便が1日おきにしか配達されていない地区があるのは当たり前だ。時間内に郵便物を配り切れず、矛盾はすべて労働者にしわ寄せされる。交通事故が頻発し死亡者まで出ている。「明日は自分かもしれない」というのが多くの集配労働者の実感だ。
 日本郵政は2015年秋をメドに株式売却を始めることを発表した。日帝と郵政資本は、郵政民営化破綻の危機をさらなる民営化と外注化・非正規化の攻撃で突破しようとしている。その攻撃の中心をなすのが「新人事・給与制度」攻撃だ。これは郵政労働者を今以上の競争と分断の状態にたたき込んで団結を解体し、大幅賃下げを行い、「新一般職」と称する非正規職化を進める攻撃だ。
 さらに郵政資本は集配局の配達専門局化と郵便内務合理化のネットワーク再編を進めつつある。闘う労働者の強制配転―職場の団結破壊の攻撃も激しさを増している。
 郵政労働者の我慢は限界を超え、郵政職場はどこも怒りが沸騰状態だ。絶望を乗り越えた郵政労働者の反撃が、非正規の青年労働者を先頭に始まった。その先頭で郵政非正規ユニオンが意気高く闘いぬいている。正規・非正規の分断を乗り越えた闘いが全国で始まりつつある。
 昨年7月16日に代々木公園で行われた反原発集会・デモや、首相官邸・国会前の金曜行動にも多くの郵政労働者が駆けつけた。
 郵政労働者の怒りをさらに解き放ち、始まった闘いを一層促進し、郵政民営化絶対反対、外注化阻止・非正規職撤廃、JP労組中央打倒の闘いを職場から巻き起こそう。郵政非正規ユニオン1000人建設を成し遂げよう。労働者人民の巨万の決起で安倍自民党政権を打倒しよう。JR全面外注化阻止決戦の第2ラウンドを動労千葉と共に闘おう。(M)
 

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