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大坂同志は無実だ 「殺人罪」デッチあげを粉砕し労働者の怒りで安倍を監獄へ

20170622d-1.JPG 「『殺人罪』デッチあげを許すな! 星野文昭同志、大坂正明同志は百パーセント無実だ!」――この声が今、日本中の労働者階級人民の中に響きわたり、卑劣なデッチあげ弾圧に手を染めた警察権力と安倍政権を追い詰めている。監獄にぶち込まれるべきなのは安倍・菅とその手先=公安警察どもだ! 2同志の起訴を絶対に許さず、勾留満期(28日)までに必ず奪還しよう。
勾留理由開示公判で敵を圧倒
 6月19日に行われた霞が関デモ、勾留理由開示公判、弁護団による記者会見は、「星野同志・大坂同志は無実であり正義だ!」ということをあらためて満天下に示した(記事1面)。
 「殺人罪」デッチあげで再逮捕され完全黙秘を貫くA同志は、この日、不動の確信に満ちた堂々たる姿で法廷に登場。弁護団や傍聴に駆けつけた仲間と固く団結し、卑劣な弾圧を仕組んだ警察・検察とそれに加担する裁判所を圧倒した。

一般傍聴席を10席しか用意せず、裁判所内に公安刑事を配置し、開廷直後から暴力廷吏を使って次々と傍聴者を退廷させるという、この日の東京地裁の異常な対応は、労働者人民の前で真実を開示できない国家権力の腐敗しきった姿を示した。しかも裁判所は、71年11・14闘争のその日、大坂同志がどこにいて、何をしていたのかについて、「現在捜査中」としか答えられなかった。46年もの超長期にわたって指名手配しておきながら、今さら「捜査中」とはどういうことだ! 要するに72年2月の星野同志・大坂同志の指名手配の時点から、すべてがデッチあげなのだ。
 「容疑はまったくの事実無根。即時釈放しかない」「客観的・物的証拠はゼロ。彼の無実・無罪を確信している」。弁護団が記者会見で確信をもって語る様子がニュースでも取り上げられ、大きな反響を呼んでいる。全学連や星野救援会など革共同救対部の仲間が街頭宣伝に立てば、「中核派がんばれ!」「安倍と菅こそ監獄へ行け!」といった声が、道行く労働者人民から次々と寄せられる。公安刑事どもは大打撃を受けて青ざめ、自らが仕掛けたデッチあげの権力犯罪が日々暴かれる状況に震え上がっている。今や力関係は完全に逆転した。2同志を必ず不起訴で奪還しよう!
卑劣なデマ報道を許すな
 すでに本紙や『国際労働運動』21巻で、一切の論駁(ろんばく)の余地もなく明らかにされているように、星野同志と大坂同志は百パーセント無実である。物証や第三者の証言は皆無だ。それにもかかわらず星野同志を不当にも「有罪」とし、大坂同志を指名手配し続けた唯一の根拠は、警察・検察が卑劣極まる拷問的取り調べを通じて、未成年を含む学生6人に対して強要したうその「供述」だけである。だが、すでに星野裁判で6人のうち5人が、警察・検察に強要されてうその供述をしたことを認め、星野同志に謝罪し供述を撤回、残る1人も証言を拒否している。さらに検察が隠し持っている証拠をすべて開示させれば、星野同志と大坂同志の無実はますます明らかとなる。
 こうした中で、追い詰められた公安警察は、一部のマスコミを通じて卑劣極まるデマキャンペーンを展開し、大坂同志を「殺人犯」に仕立て上げようと必死になっている。
 特にこの間、公安警察は朝日新聞などに対して意図的に捜査情報をリークし、言語に絶する卑劣なデマ記事を連発させている。その内容たるや、「(大坂同志が)警察官の襟元に油を注いだ」「『殺せ殺せ』と叫んで鉄パイプなどで何度も殴った」(朝日新聞6月7日付)、「機関紙『前進』を編集する仕事に関わっていた」(同9日付)といった、まったくの事実無根のオンパレードだ。すべて公安警察が流したデマ情報をそのまま記事にしたものであり、そこには一片の真実も含まれていない。こんなやり方で無実の人を「殺人犯」にデッチあげるなど、どうして許せるか!
 公安の「リーク情報」を何一つ検証もせず、疑いも持たずにあたかも真実であるかのように垂れ流すやり方は、大本営発表をそのまま報じて国民を欺き続けた戦時中の報道姿勢となんら変わらない。このような国家権力の御用機関と化したマスコミこそ、野党や体制内労組の屈服・転向と並んで、安倍政権の数々の国家犯罪をのさばらせた元凶ではないか!
弾圧粉砕し都議選勝利へ
 だが、警察権力と一部の御用マスコミがどんな卑劣なうそ・デマをまき散らそうと、星野同志・大坂同志の無実は一片の曇りもない真実だ。そして71年沖縄全島ゼネストと連帯して闘われた沖縄返還協定批准阻止・渋谷暴動闘争の正当性・正義性は、今日ますます明らかとなっている。
 共謀罪を強行した安倍・自民党は、朝鮮侵略戦争への突入を視野に入れ、憲法9条に自衛隊を明記する新たな改憲攻撃へと本格的に動き出した。だが加計学園疑獄をめぐっては、安倍の最側近の官房副長官・萩生田光一が「官邸は絶対やる」などと獣医学部設置を促した新たな記録文書が発覚。安倍はいよいよ言い逃れのできないところに追い詰められている。
 沸き起こる労働者階級人民の広範な怒りの声と一つに団結して、国家権力のデッチあげ弾圧を絶対に粉砕しよう。安倍と東京都知事・小池を打倒する都議選決戦を闘いぬき、労働者の代表=北島くにひこ候補の当選をかちとろう!

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