安倍を監獄へ!小池を倒せ! 都議選 北島邦彦候補に2496票
■新しい労働者政党と労組拠点建設へ飛躍
7月2日に投票が行われた東京都議会議員選挙で革共同(中核派)は、北島邦彦候補(東京西部ユニオン副委員長)を先頭に、安倍打倒・小池打倒のゼネストと革命をやりぬく新しい労働者の政党をつくろうと全力で訴え、2496票の杉並区民の熱い支持を獲得しました。
私たちが掲げた「安倍を監獄へ!」のスローガンは、今の政治と社会に対する全労働者階級人民の根源的な怒りを決定的に解き放つものとなり、ついに巨大な安倍打倒情勢を切り開きました。
北島候補は、戦争・改憲と対決し、ゼネストとプロレタリア革命を真っ向から訴えました。共謀罪粉砕の先頭に立ち、大坂正明同志にかけられた「殺人罪」デッチあげ弾圧を徹底的に弾劾し、「安倍こそ最大の国家犯罪者」「公安警察の解体を」と呼びかけました。全国から労働者、学生、弁護士をはじめ多くの人びとが結集し、ともに闘いました。街頭演説会は、現場の労働者が次々とマイクを握って団結を呼びかけ、熱気と解放感あふれる場となりました。
北島候補はまた、「豊洲移転撤回! 民営化阻止」を全力で訴え、首都東京に闘う労働運動をよみがえらせる歴史的挑戦を開始しました。動労東京や都庁レストラン解雇撤回闘争を闘う労働者、東交・都労連の闘う労働者とともに、ゼネストをやりぬける労働組合の拠点を打ち立てていく闘いです。さらに「改憲=オリンピック反対」「被ばくさせない! 子どもの命と未来を守れ」の訴えは多くの労働者の共感を集め、とりわけ青年労働者の怒りと結びつきました。この闘いを勝利に向かって発展させるのはこれからです。
■安倍自民党が大敗北闘いはこれからだ!
労働者階級はこの都議選で、自民党を歴史的な惨敗にたたき込みました。国政と税金を私物化する安倍や稲田・下村らへの、労働者の激しい怒りの爆発です。
他方で、小池都知事の都民ファーストは、民営化と非正規化、戦争と改憲を進める安倍の別動隊です。ペテンとごまかしで安倍自民への怒りをかすめとったに過ぎません。これから彼らの正体が露呈していくのは確実です。日本共産党はゼネストと革命に敵対する勢力であり、安倍政治の補完物です。腐った政治と社会を変えられるのは労働者の団結した闘いだけであることが、ますます明らかになっています。
北島候補とともに闘ったすべての皆さん。労働者人民の皆さん。闘いはこれからです。中核派は今回の選挙戦を跳躍台にプロレタリア革命の勝利へ全力で闘います。ゼネストを実現し安倍政権にとどめを刺そう。
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上:最終日の夜、激しい選挙戦を闘いぬいて、広場を埋めた杉並区民・支持者の熱い応援に両手をあげてこたえる北島候補。夜遅くまで労働者との討論が続いた(7月1日夜 JR荻窪駅北口広場)
中:韓国の民主労総ゼネストに連帯して行われた杉並連帯行動。発言する木村郁夫・動労水戸書記長と北島候補(6月30日夕 JR阿佐ケ谷駅南口)
下:「労働者民衆の力で安倍、小池を倒そう」と、区民と北島候補が熱い握手(7月1日 JR荻窪駅南口)
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