4労組がリードし改憲と労働法制改悪反対!千葉集会
「改憲と労働法制改悪反対! 9・30千葉集会」が9月30日、千葉市民会館で行われ、138人が結集した。11・5労働者集会―改憲阻止1万人大行進への総決起集会として大成功した。
朝鮮侵略戦争の急切迫と改憲攻撃の本格化の中で、千葉県における労働運動の主流派への飛躍と変革をかけ3カ月前から準備して、この間の地区集会では最大の結集を実現した。特に戦争・改憲攻撃に対して、職場から闘う労働組合をつくりだし、労働運動の力で戦争を阻止することを基軸にすえたことが集会への求心力を生み出した。
ゲストとして「日の丸・君が代」不起立闘争で分限免職攻撃を打ち破った根津公子さんが発言した。職場で戦争・改憲攻撃と非和解で闘い勝利してきた根津さんのような闘いが、すべての職場で求められている。
動労千葉、ユニオン習志野、船橋二和病院労組、ちば合同労組の4労組が中心となって集会と結集をリードした。各労組で集会への初参加者が生み出され、労組拠点建設が前進した。4労組からは職場で資本や当局と非和解で激突して闘う中で、組合員の団結がつくられていることが報告された。これが戦争・改憲を阻止する力であることが圧倒的に実感された。
三里塚反対同盟の太郎良陽一さんと「内房線を守る会」から闘いの報告があった。三里塚では空港周辺地域住民の新たな決起が始まり、内房線の切り捨てでは自治体をもまき込む署名運動が発展している。
学生からは、斎藤いくま全学連委員長が衆院選に決起することや、激しい競争の中でまじめな学生ほど政治と向き合うことが奪われていることが報告された。
六つの労組・地域拠点を先頭に膨大な青年労働者と学生を獲得する決定的な一歩を踏み出す集会としてもかちとられた。(千葉 C)
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