11・5大結集へ各地で決起 東京北部 地域での運動の広がりを確信
10月3日、「安倍政権による戦争と改憲を許さない北部集会」が練馬区内で開かれ、45人が参加した。動労総連合の青年の司会のもと、集会冒頭、自治体労働者が「戦争と外注化・労働組合破壊が一体で進められている今、自らの闘いで未来を切り拓く時だ。私は、斎藤全学連委員長の衆院選出馬の決断とともに、若い世代に闘う労働運動を引き継ぐ決意をもって労働組合の執行委員になる」と決意を表明した。
都庁ふくしま署名解雇者の柿沼庸子さんは「小池のどの口が『原発ゼロ』か!」と小池打倒を宣言。動労東京八潮支部が登壇して初ストライキ決行を宣言し、満場の拍手を浴た。「君が代」不起立を闘う教育労働者は、Jアラートを使った学校での戦時訓練への警鐘を乱打した。
今回の集会は、陽和病院で起きた「10・3事件」(入院患者による夜勤中の看護師の刺殺事件)からちょうど10年にあたり、精神医療の労働組合と地域の団結を固める場としてもあった。
一陽会労組の櫛渕書記長が「新自由主義の下、精神医療の現場は労働者と障害者の分断・対立の構造が作られている。やまゆり園事件をのりこえ、人間労働の最も大切な共同性と協働性を取り戻そう」と提起。坪井静委員長は「新自由主義と闘う労組の拠点を作る。持病を理由に解雇された青年の解雇撤回闘争を、『2018年』の全員非正規化攻撃との攻防として闘う」と宣言した。一陽会労組組合員が壇上に並び、解雇当該の青年組合員が決意を表明した。
パワハラ解雇と闘う障害者雇用の青年、UAゼンセン労組支配と一体となった会社の不当処分と闘う介護労働者など、「働き方改革」攻撃を現場で打ち破っている生き生きとした発言で、団結と闘う決意が固まった。
チラシを見て「自分の回りにも障害者や病者がいる」と飛び込み参加した高齢者など、練馬地域での運動の広がりを確信できた。労働組合の拠点建設と地域のうねりを11・5改憲阻止1万人行動へ!
(東京北部労組交流センター・M)
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