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狭山再審へ高裁包囲デモ 石川一雄さんと熱く合流 全国水平同盟と東日本解放共闘

20180108b-1.JPG 12月18日、狭山第3次再審闘争勝利へ向け東京で終日行動が取り組まれた。12・16川崎―17銀座デモの高揚を継ぎ、安倍の戦争・改憲、労働大改悪阻止の18年決戦突入の号砲となった。
 「石川一雄さんは無実だ! 東京高裁は再審を行え!」。昼の霞が関にシュプレヒコールが響いた。全国水平同盟と部落解放東日本共闘会議呼びかけの今年3度目の高裁包囲デモだ。広島解放共闘もかけつけ、星野再審連絡会議、動労千葉・動労水戸も先頭に。
 東京高裁は狭山裁判の第3次再審請求から11年もたつのに事実調べすら行わない。石川さんをでっち上げで54年間も「殺人犯」にしている。この権力犯罪を許せるか。怒りに燃えるデモ隊は高裁を徹底弾劾し、厳しく冷え込む中で年内最後の高裁前アピール行動に立つ石川さんと熱く合流。団結し共に狭山闘争に勝利する決意を新たにした。

下山鑑定調べろと要請
 デモに先立ち午前10時から「事実調べ、再審開始、検察に対する全証拠開示命令」を要求する東京高裁要請行動が取り組まれ、全国水平同盟各支部、東京各地区労組交流センターなどの要請文が読み上げられた。
 要請団は石川さんを起訴し有罪とした「証拠」の万年筆がねつ造されたことを科学的に証明した下山鑑定を調べろと迫り、石川一雄さんと共に星野文昭さん、大坂正明さんへの「殺人罪」でっち上げに怒りをたたきつけた。高槻支部は、植木団地からの追い出しをめぐる裁判での大阪地裁の超反動判決を弾劾。要請団は、沈黙し逃げる訟廷管理官らを圧倒し追い詰めた。
東日本解放共闘が総会
 昼の行動に続き午後7時から50人が秋葉原の鈴木達夫事務所に集まり、部落解放東日本共闘会議第26回総会が開催された。
 田中康宏議長は、朝鮮半島での戦争が具体化している中で、われわれが進める部落解放闘争の姿を輪郭をもって示すこと、われわれ自身が下山鑑定を生かして狭山闘争に勝つ力を持ってやると構えようと、国鉄闘争の経験を踏まえながら提起し議論を呼びかけた。各幹事団体が活発に討論。18年決戦へ意気高く突入を宣言する総会となった。

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