京大から改憲へ反撃 立て看板規制・処分に怒り 京都 市内デモで市民と合流
1月27日、「改憲・学生自治破壊を許さない!京都市内デモ」が京大生と全国学生の結集で闘われました。安倍政権の改憲・戦争を許さず、全国大学キャンパスから反撃をたたきつけるための本年第1波のデモです。
厳しい寒さの中、デモ行進に先立って、三条大橋下で京大同学会主催の集会が行われました。「立て看板規制反対、学生への処分粉砕!」「学生自治破壊の改憲・戦争に怒りの声を!」と大書きした横断幕が多くの通行人の足を止め、学生から次々と意気高くアピールが発せられます。まず、同学会委員長の作部洋平君が「今日のデモは、立て看板規制撤回、学生への処分撤回を掲げています」と、京大・山極総長体制が京都市「景観条例」を口実に学生の自由な表現活動を弾圧していることを徹底弾劾。京大闘争の知名度は高く、橋の上から労働者・若者が大注目しています。
そして、沖縄大の赤嶺知晃君から連帯アピール。沖縄大当局が学生に向き合わず、最も学費の高い学部を新設しようとしていることを批判し、「学生が自由を奪われて元気もない、こんな大学は終わっているし、社会も腐っていく。京大生とどこまでも団結、連帯して闘う」と発言。でっち上げで「5カ月の停学処分」をかけられようとしている京大の安田淳敏君も、「資本の都合良く学問を利用し、反対する学生を暴力的につぶす。それならこちらも力ずくで反対するしかない。それが学生自治の本質であり、戦争を止める唯一の方法です!」と力強く訴えました。
いよいよ祇園から円山公園に向かって市内デモに出発です。飛び入りの市民も加えたデモ隊は三条河原から元気に飛び出し、旗とノボリをはためかせて、リズムコールで三条から四条へ。「朝鮮戦争絶対とめるぞ!」「9条・改憲絶対反対!」「立て看規制を許さないぞ!」「口だけ『リベラル』=山極総長!」のかけ声に、沿道の労働者・市民が手をふり応えます。学生の飛び入りも登場し、熱気をもってデモ行進をうちぬきました。
闘いはこれからです。2018年は全国学生の団結で京都大学の立て看板規制と処分撤回、自治寮廃寮攻撃をうち破り、改憲・戦争の安倍政権打倒の闘いに進撃します! (K)
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