強制執行をやめろ! 東三条住宅追い出し 京都市へ申し入れ
京都市は東三条住宅裁判での最高裁の上告棄却を受けて、東三条のBさんを住宅から追い出す強制執行を2月28日に行うと通告しました。断じて許せません。
全国水平同盟は、Bさんへの強制執行との闘いは地域の団結と共同体を破壊し更地化を進め戦争に突き進む安倍政権との対決そのものであると捉え、全力でこれを迎え撃つ決意でいます。その闘いの第一弾として2月19日、崇仁(すうじん)・東三条支部を先頭に西郡支部、高槻支部が婦人民主クラブ全国協などの仲間15人とともに、安倍の先兵と化して強制執行を強行しようとする京都市を弾劾する行動に立ちました。
昼休みの市役所前での街宣では、自治体労働者に「ともに闘おう!」と呼びかけつつ、市当局を徹底的に弾劾。用意したビラが瞬く間になくなりました。
続いて住宅管理課へ抗議申し入れを行いました。Bさんは「京都市をたたき出す」意気込みで強制執行を攻勢的に迎え撃つ決意で臨みました。追及に対して住宅管理課は「法律に従ってやっているだけ」と、住民の命より法律が優先するという許し難い言辞を吐き、申し入れを一方的に打ち切りました。追い詰められた当局の態度を見て、みな「勝っているのはこちらだ」と確信しました。
また、今回初めて全国水平同盟が京都市職労への〝決起要請〟を行いました。この間の崇仁保育所の委託=民営化を阻止した闘いや昨年の関西保育集会の成功は、地域住民と保護者、そして自治体労働者の団結で更地化・民営化・総非正規職化をとめることができると確信させました。そして住宅追い出しを阻止する闘いと保育所の民営化を阻止する闘いはひとつであることを明確にしました。これは全国水平同盟にとって新しい闘いを確立することでした。
こうした闘いにグラグラになり自らの不正義性におののく市当局は28日の強制執行を延期せざるをえませんでした。全国水平同盟はBさんとともに強制執行阻止へ徹底的に闘う決意でいます。(京都 朝霧広巳)
この記事へのコメントはありません。