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動労福島が郡工でスト 外注化粉砕・常磐線開通阻止へ

20180319b-1.JPG 3・11郡山闘争の興奮もさめやらぬ3月15日、「全面外注化・分社化阻止、常磐線全線開通反対」を掲げた動労福島のストライキが打ち抜かれた。
 この日の早朝から、郡山総合車両センター(郡工)の各門前では、組合員と支援の仲間が組合旗や横断幕を広げ、スト突入を宣言するチラシを配った。東労組崩壊情勢の中、集団脱退を決断した青年を始め、葛藤のさなかにある郡工の労働者のほぼ全員がチラシを受け取り、じっくり読みながら構内に入っていった。
 昼休み直前からの郡工正門前での総決起集会には30人が集まり、司会の金子哲夫書記長がスト突入を宣言した。関連会社で働く郡工の鈴木茂雄組合員と宮城県支部の藤井精二組合員、動労水戸の辻川慎一副委員長の「労働者と労働組合を会社の都合で簡単に切り捨てるJR資本に自らの未来をゆだねず、労働組合として非和解で闘おう。闘えば必ず勝てる」という熱烈なアピールが響きわたった。この日の昼休み、東労組は組織問題への対応をめぐり支部集会を行なっていて、正門からほど近い東労組の事務所にはその声がかなり聞こえたに違いない。

 正午からの半日ストに突入した橋本光一委員長が合流し、「目先の利益ではなく共同性の中にともに生きよう。動労福島に結集し外注化阻止・被曝労働反対で闘おう」と熱く訴えると、門前で手を振ったり、構内からガッツポーズで応える労働者もいて、集会は圧倒的に注目された。全金本山労組、福島労組交流センター、みやぎ連帯ユニオン、全学連も、郡工で働くすべての労働者に「動労福島に入ってともに闘おう」「安倍を倒して戦争を止めよう」と心から呼びかけた。
 国鉄分割・民営化以来の新自由主義は崩れ始めた。安倍を監獄にぶち込み、ゼネスト・革命を切り開く時が来た。7年目の3・11闘争は、福島圧殺を打ち破り、新たな決起を生み出して大成功した。動労福島に結集し、ともに闘おう。(動労福島・遠藤義人)

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