東北大 斎藤委員長と弁護士が講演 「自治会をやりたい」と新入生
4月19日、「知ることからはじまる 9条のこと大学のこと」と題して、東北大学学生自治会主催のもと講演会企画が行われました。多くの新入生の飛び入り参加があり、講演会は大成功しました。
第一部では、「日本の大学の今」を全学連委員長の斎藤いくまさんが講演してくれました。
斎藤さんは、現在の大学が「投資に見合うリターンを得る知識産業」と位置付けられている中で、学生自治会がそれにどう向き合い、立ち向かうべきかをわかりやすく訴えてくれました。最後に、「この社会では生きることに精一杯の人ほど、政治に関わり、勉強し、発言・行動することが奪われる。だから変わるべきものは政治ではなく、私たちの日常だ」と熱く語ってくれました。
第二部では、「9条改憲を考える」を宮城の弁護士の方が講演してくれました。
弁護士からは、9条改憲の問題点を、「47年政府見解(『集団的自衛権と憲法との関係について』)」などを参照しながら、具体的に暴いてくれました。会場からは、多くの質疑応答や意見が出され、活発な討論になりました。
今回の講演会を通して、多くの東北大生が「改憲問題」や「大学の問題」を自分に引き寄せて考えるきっかけになったと思います。「自治会をやりたい」と言ってくれる新入生も出てきています。
これを出発点に、「改憲阻止」をたたかう全学連運動を、新入生とともにつくっていきたいと思います。(東北大A)
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