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オキナワとヒロシマを結ぶ全国青年労働者交流集会 改憲阻止の青年運動を 次は広島で会おう

20180517b-1.JPG 5月13日、オキナワとヒロシマを結ぶ全国青年労働者交流集会が、青年会館で開催された。IJBS(日本IBM・ビジネスサービス)労組や動労総連合青年部などが呼びかけて100人が集まり、改憲・戦争を絶対にとめる青年労働者の運動を登場させる集会となった。
 IJBS労組書記長の仲宗根光洋さんの司会で集会が始まり、連帯あいさつには全国金属機械労組港合同執行委員の大塚亮さんと動労総連合青年部長の北嶋琢磨さん、動労総連合青年部の組合員が登壇した。
 大塚さんは「今日は全国の青年たちと団結するために参加しました。労働組合での団結をどうやったらつくることができるのか、全国の仲間と一緒にのりこえていきたい。その団結で改憲も戦争もとめたい」、北嶋さんは「この集会を、動労総連合青年部として呼びかけさせてもらったのは、労働組合として戦争に反対し、基地に反対し、改憲を阻止する闘いが必要だと考えたからです。自分はJRの運転士ですが、戦争になったら戦争物資を運ばされるのは鉄道労働者です。そんなことはしたくありません。青年労働者の先頭に立ってともに闘っていきます」とあいさつした。

 続いて基調報告をIJBS労組委員長の富田晋さんが「オール沖縄を乗り越え、青年労働者によるゼネストで辺野古新基地建設・朝鮮侵略戦争を阻止する」と題して提起した。
 「この数年間、ゼネストをするべきだと訴えてきました。今の沖縄情勢の核心は、『オール沖縄』の崩壊にある。青年の7割は基地に反対。基地をなくすために明日どう生きるのか、どう闘えば勝てるのかを、求めている」「沖縄の歴史を見れば、青年労働者がゼネストを牽引(けんいん)した。基地労働者でゼネストを闘った水島満久さんは『単なる労働条件をかちとる闘いではなく、命を守る闘いだと強烈に認識した』と話している。IJBSでの闘いで重要だったのは、ストライキを決断できる指導部、小さな組合でも大きな組合でもあらゆる屈服を迫られる中で、それでもストを決断できるかどうか。それはすべての労働者の未来をかけた闘いだと思えなければ、そこにはいけない。それを1ミリもうすめずに進んできた。ぼくはこれがゼネストの旗なんだとようやくわかりました。あらゆる青年労働者の闘いの蓄積が共有されたときの力、これがゼネスト指導部をつくっていく力なんだ。自分の力に限界を感じる必要はない。これは団結でのりこえる問題なんだ」「最後に、僕は沖縄だけでストライキをやるとは思っていない。日本全国でストライキをやって、安倍政権を打倒し、新たな労働者の社会をつくっていく。その司令塔こそ、私たちです。これから始めていきましょう」
 講演として、琉球新報労働組合の阪口彩子さんが「住民の平和な暮らしを守るために、ペンをとっている」「普通に生きる人の幸せな暮らしを奪う者を許してはいけない。それが記者としての信念です。沖縄は権力との攻防の最前線にあって、闘っていかないといけない。今後ともよろしくお願いします」とマスコミ労働者の気概を示した。
 決意表明で、全国から駆けつけた青年たちが発言し、闘いの機運を盛り上げた。最後に、大阪市職の青年が、「今日はすばらしい集会でした。この改憲と戦争の時代に、僕らの団結ですべての労働者を獲得していける中身をもったと思います。労働組合をめぐる攻防がすべてを決していく時代に入った。シンプルに絶対反対を貫こう」「青年が各地で指導部として闘いだした途端に、一体感のある闘いになる。次は広島で会いましょう。この力で戦争をとめよう」と訴えて、参加者は闘う決意を固めた。
写真青年集会の最後に、発言者が登壇して団結がんばろう。改憲・戦争阻止へ闘う決意を固めた(13日 那覇市)

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