関空を戦争に使わせない 泉佐野で感動的集会とデモ
7月8日に、「関空を戦争に使わせない7・8集会」を泉佐野市で行いました。主催は、関西新空港絶対反対泉州住民の会、関西労組交流センター、関西合同労組泉州支部です。
例年は泉佐野市・末広公園で行う恒例の関空反対全国集会ですが、今回は5月の泉佐野市議会議員選挙にかけた思いや今後について、みんなで話そうということをテーマに屋内の会場で開催しました。この企画は大成功! 集会に参加できない人にも選挙にかけた思いや戦争反対の「一言メッセージ」を書いてもらい、集会参加者の129人だけでなく、選挙に決起したすべての労働者・住民の参加でかちとった熱気あふれる集会でした。
司会の労組交流センターの深町加代子さんが、森田恒一元住民の会代表からのメッセージを読み上げ、泉州住民の会代表で関西合同労組泉州支部書記長の中川育子さんは選挙にかけた思いと今後について発言しました。「981票の力を安倍との闘いに発展させ、労働者、高齢者にとって生き難い社会を自分たちの闘いによって変えていこう」と呼びかけました。
泉州住民の会の小林順子さんは『空港反対通信』を積み上げて住民の会の歴史を語り「戦争絶対反対! 軍事空港反対! 生活破壊反対!」を掲げている住民の会に入ってともに闘おうと訴えました。続いて関西合同労組の小松美由紀泉州支部長が発言しました。
フリートークのコーナーでは、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の武谷新吾書記次長からの連帯の発言の後、地元の住民や労働者が発言しました。
今回の選挙で、私たちは関西合同労組泉州支部を拡大し、労働運動をつくっていくこと、泉州住民の会を強化しようと闘いぬきました。この選挙戦の中で関西合同労組泉州支部は、新たにクリーニング工場の職場にSOC分会を立ちあげ、婦人民主クラブ泉州支部も結成しました。そして一緒に闘う中で青年2人が分会を立ち上げました。本集会では2人が、「分会を立ち上げて団交を行い未払い賃金を支給させた。これからは自分と同じような立場の人の力になりたい」「団結の力とあきらめない力があったから勝てた。この力は必ず広がる」と力強く発言しました。
青年の明るく元気で、かつ核心をついた発言、戦争絶対反対の住民の思いは泉州での闘いをさらに拡大・強化していく展望を実感できました。集会終了後はデモをやり、労働者・住民が語り、笑い、感動した集会でした。(関西合同労組泉州支部・小松美由紀)
〔写真〕 上:屋内会場の集会で泉佐野市議選や今後のことを話し合った
下:集会後、元気にデモに出発(7月8日 大阪府泉佐野市)
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