星野再審連絡会議が全国総会 全力で要望書集めを
7月22日、東京・荒川区のサンパール荒川で「星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議」の全国総会が開かれた。
四国地方更生保護委員会がある高松に全国から千人が集まった6・3集会・パレードは、星野闘争の全人民化という新たな地平を切り開き、星野さん解放をめぐる国家権力との大攻防段階に入った。
9回目となる7月31日の更生保護委員会への申し入れで積み上げる要望書(更生保護委員会宛ての星野さん即時釈放を求める署名)は、この日1万を超えた! 更生保護委員会での星野さんの仮釈放をめぐる審理も始まった。今年後半の闘いが待ったなしだ。星野さん解放をなんとしても実現することを宣言する全国総会となった。
共同代表の狩野満男さんが開会あいさつ、同じく共同代表の平良修さんのメッセージが読み上げられ、平良さんの提案を受けて「星野文昭さんの席」が星野暁子さんの隣に設けられた。
暁子さんが、星野さんの「沖縄闘争に立ちあがったことで、私は人間になることができたし、今もそのことを深め闘い日々前に進んでいる」とのメッセージ(要旨別掲)を読み上げた。
事務局の金山克巳さんが基調報告を行った。6・3高松集会の成果の上で全国で絵画展を開催し、要望書を全力で集めるとともに新たな星野闘争本の発行などに取り組もう。「あふれる安倍政権への怒りと一つになり、11・4労働者集会から11・25高松集会に総決起しよう」と訴えた。
鈴木達夫弁護団長と岩井信主任弁護人が報告に立ち、香川、みやぎ、沖縄、新潟、群馬の救援会が特別報告を行った後、討議に入った。次々に手があがり、「要望書には希望が詰まっている。署名をした人が次には要望書を集めている」「無実で獄中43年、星野さん解放の国際決議を広島で上げよう」など、積極的な発言が続いた。
共同代表の戸村裕実さんが「6・3高松へ闘った集中的な闘いを持続・継続し、星野さんを取り戻す、安倍の改憲・戦争を阻止する、すべての闘いが一体となった」とまとめた。最後に決意を込めて星野解放歌ソリダリティを合唱した。
星野さんメッセージ
6・3、全国から1000人が集まり、無実で獄中43年の星野を解放しようと訴えた闘いは、星野と共に闘い星野解放をかちとっていくことを取り組むことを通して、自らと全ての労働者民衆の本来の力を甦(よみがえ)らせる、どんな困難があっても団結した力で社会を変え、人間本来の社会を実現する本来の力を甦らせる、そのような画期的情勢を開いています。
今、絵画展・要望書・署名を軸に「無実で獄中43年の星野を取り戻そう」の星野解放を訴え、取り組むことによって、その星野の闘いを自らのものとして、星野解放と共に今の時代を開く力、本来の力、革命の力を獲得し共に前進していることが、圧倒的な勝利の道を開いています。
更生保護委闘争、再審闘争を一体に闘い、星野解放闘争に勝利しよう。
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