各地で改憲阻止!大行進がスタート 「大行進・ぐんま」が発足 群馬合同労組、宗教者先頭に
「戦争・改憲を考える〈8・19〉みんなで歌い、リレートーク集会」が高崎労使会館に31人が集まって開催されました。
司会の田島咲乃さんが、「今日は少し硬いテーマなので、ほぐしてから始めましょう。いっしょに手遊びしながら歌ってください」と『うみ』と『むすんでひらいて』を合唱。初めて同士も多い会場が和やかになる中で、『ソリダリティ』合唱で集会が始まりました。
リレートークは反原発高崎駅金曜行動(タカキン)を主催する大塚正之さん、倉渕ダムを中止させた高階ミチさん、玉村町議の石川眞男さんに続き、在日の仲間が「〈日帝支配36年〉と言われますが、日本は1905年に朝鮮の外交権を奪ったので、私は〈植民地支配40年〉と考えています。戦後直後は皆さんの『敗戦・終戦』ではなく〈解放の日〉ですが、アメリカの介入・朝鮮戦争と続きました」とつい先年に、ようやっと祖父と出会えた感動を語ってくれました。
九条の会の活動家、「九条を守る宗教者ネットを作ろう」という僧侶、入管体制と闘う方、群馬合同労組の副委員長が「ヘイトや差別は戦争への攻撃。これと労働者の団結で闘おう」と訴えました。まとめに、群馬合同労組の清水彰二委員長が立って、「労働組合が改憲・戦争阻止の先頭に立ちましょう。ゼネストのできる労働組合をつくり、国際連帯の力で勝利しよう。1千万人の大行進をつくろう」と呼びかけました。
『結成宣言(案)』を拍手で確認し「改憲・戦争阻止!大行進・ぐんま」の発足を宣言して閉会しました。
高崎城址公園に移って、「宗教者平和行進」の横断幕と群馬合同労組の宣伝カーを先頭に、126人が高崎市内行進に出発しました。
この日の結成に向かって一番重要だったのは、群馬合同労組が呼びかけをしたことです。毎月の相談会と、資料の毎週発行を2カ月半積み重ねました。職場で闘う労働組合の存在が在日の仲間との信頼関係もつくりました。第二に、戦争への怒りに依拠したことです。当初は、「急がない方がいいのでは?」という意見も出ましたが、出会った人が戦争の悲惨さを昨日のことのように語る場面が続き、結成にいたりました。第三に、青年・女性が全体をリードしたことが最後の動力になりました。
安倍の改憲攻撃に先んじて、「大行進」をどんどん結成しましょう。
(大行進・ぐんま事務局)
〔写真〕大行進・ぐんまの発足集会の後、群馬合同労組と宗教者を先頭に高崎市内行進(8月19日 高崎市)
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