関合労控訴審 控訴棄却の反動判決
9月6日、関西合同労組春闘弾圧控訴審が大阪高裁で行われ、和田真裁判長は控訴棄却の反動判決を下した。
許しがたいことに裁判長は、「組織的犯行で被害申告があったから強制捜査はやむを得ない」「立ち入り禁止の判決に従わないのは正当な労働組合の活動ではない」などと主張。さらに、当日「許(関合労の許用皓〔ホヨンホ〕支部長)以外にかねひろ運輸の労働者がいなかった」と地裁判決以上に踏み込んだが、実刑を下せなかった。共謀罪先取り弾圧を、労働組合の団結、国際連帯の力で打ち破った。
判決後の総括集会で弁護団は「裁判は終わるが屈服せず抵抗し続けることが必要」「黙秘の勝利」とさらなる闘いを訴えた。続いて被告の3人が発言。許用皓支部長が「裁判を通じて労働者の団結が一切を決すると学んだ」「非転向で闘えば必ず勝利し展望が見える」と発言し、山本美知子さんと多賀一美さんも、勝利感あふれる決意を明らかにした。(関西合同労組阪神支部・N)
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