5・20弾圧で獄中に残る38人全員に勾留延長! 断じて許すな!
5月31日、東京地裁は、5・20弾圧で不当逮捕された50人中、すでに釈放された12人を除く38人全員をさらに10日間勾留延長するという極悪の決定を下した。許せない! これに先立ち、5月30日と31日午前中に開かれた勾留理由開示公判では、裁判官は勾留の理由を何ひとつ示せないばかりか、「不退去罪」などそもそも成立しないという指摘に「弁護人のおっしゃるとおりです」などと言い、弾圧の違法・無法性を完全に認めていたのである。にもかかわらず38人を即刻釈放するどころか、なおも勾留を継続するというのだ!
他方で警察権力は、31日までに判明しただけでも全国19カ所に無差別の家宅捜索を強行した。5・20弾圧を口実に、事実上の破防法適用にも等しいやり方でガサの範囲を次から次へと拡大することを狙っている。裁判所は自らの不正義性を完全に自覚し、グラグラになりながらも、今や公安警察の完全な手先に転落して勾留延長の決定を下したのだ。
この卑劣な、腐りきった現実に満身の怒りをたたきつけ、階級的総反撃に立ち上がろう。三里塚闘争の正義を今こそ高々と掲げ、獄中の仲間全員を必ず奪還し、6・5―6・11へ攻め上ろう!(千)
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