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動労千葉が新年旗開き 勝負の年に組織拡大を決意

関委員長と家族会の山田会長が鏡開き(1月11日千葉市)

動労千葉は1月11日、2020年団結旗開きをDC会館で開いた。JRは「労組なき社会」をつくる攻撃を先頭で進め、運転士・車掌の職名を廃止する「新たなジョブローテーション」の実施やワンマン運転の拡大に踏み込もうとしている。安倍政権は現に戦争が始まった中東への自衛隊派兵を強行し、改憲に進もうとたくらんでいる。
これに対し動労千葉は「今年こそ本当の勝負の年」という決意のもと、2020年の闘いに打って出る団結を固めた。
関道利委員長が年頭のあいさつに立ち、「新たなジョブローテーション」と3月ダイヤ改定でたくらまれている乗務員への極限的な労働強化、ワンマン運転拡大や検修部門での全面外注化、国鉄1047名解雇撤回闘争など、動労千葉が直面する課題を全面的に明らかにした。また、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部に対する弾圧を粉砕する闘い、改憲・戦争を阻止し安倍政権を打倒する闘いの重要性を強調した。
 その上で関委員長は、「4月1日の新たなジョブローテーションの実施に対し動労千葉は断固反撃する。団結を守って闘えば必ず展望は開ける。外注化と20年以上、立ち向かってきた動労千葉の闘いがそれを示している」と宣言した。そして、「昨年、動労千葉は結成40年を迎えた。40年の努力が実を結ぶチャンスが来ている。この1、2年が本当の勝負だ。JR―CTS(千葉鉄道サービス)を貫く組織拡大を実現し、動労千葉の新たな発展を切り開こう」と呼びかけた。
来賓あいさつで、関西生コン支部の代表が「各職場でストライキに立つことこそ関生支部への最大の支援」と訴えた。三里塚芝山連合空港反対同盟の萩原富夫さんが、市東孝雄さんの農地を守り空港機能強化策を粉砕する決意を示した。
動労千葉顧問弁護団長の葉山岳夫弁護士は、国鉄1047名解雇撤回をめぐる労働委員会闘争・裁判闘争が中央労働委員会、東京高裁での新たな段階に入ることを明らかにし、この闘いに必ず勝利しようと訴えた。
関委員長と家族会の山田佐知子会長が杵を握って鏡開き。OB会の永田雅章会長が「動労千葉が1人でも組織を拡大できたら流れは変わる」と呼びかけて、乾杯の音頭を執った。
動労千葉を支援する会や動労水戸など、支援・共闘団体のあいさつが続いた。
これに応えて動労千葉の各支部と青年部の代表が決意を表明、それぞれが「今年こそは組織拡大を」という熱意をほとばしらせた。
川崎昌浩書記長が3月ダイ改、20春闘、新たなジョブローテーションとの対決などの当面の課題について明らかにし、「われわれはけっして少数ではない。青年とともに多数派として職場から立ち上がる気概を持とう。ダイ改と新たなジョブローテーションに対し、ストも含めて立ち上がる。この中でなんとしても組織を拡大しよう」と強調した。そして、国鉄闘争全国運動の2・16国鉄集会への総結集を呼びかけた。
恒例のビンゴゲームで盛り上がり、動労千葉組合員と支援は交流を深めた。笑顔がはじける中、決戦の2020年に挑む強固な団結が築かれた。

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