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自衛官募集に協力するな 杉並区議会 名簿閲覧に抗議

新型コロナウイルス対策を口実とした杉並区内の公共施設全面休止に抗議して行われた第2回座り込み(3月18日 東京・杉並区)

杉並区議会第1回定例会の予算特別委員会で、区の自衛官募集業務について質問しました。
国からの要請を受け、杉並区は2013年から区内の満15歳の男子、満18歳の男女、満21歳の男女、およそ1万人の情報を抽出した専用閲覧台帳を作成して自衛隊に閲覧させていることが分かりました。3月5日の予算特別委で、私が自治体の戦争協力に反対だと意見を述べると、田中良区長が「中核派も武装しているのになぜ自衛隊に反対なのか」「自衛官募集業務に協力するのは当然。右派ではなく中道の私でもそう思う」などと答弁し、これに自民党議員が「そうだそうだ。田中区長の言う通り」と応援のヤジ。私は「自衛官は軍服を着た労働者。その労働者たちが戦場に行かされることに私は絶対反対です」と返しました。
16日の意見開陳でも、私は「これまであらゆる侵略戦争が『自衛』の名のもとに行われてきました。〈自衛、挙国一致、国益〉こんなもののために労働者が殺し殺されることには絶対に反対です」と述べました。「リベラル」を名乗りながら、議会では全ての議案に賛成して田中区長を支える議員(結柴誠一、新城節子含む)への怒りを爆発させました。
 阿佐ケ谷再開発をめぐっては、中止を求める110人分の陳情が区議会に提出されました。住民の再開発反対の根強い声に追いつめられた田中区長は、「反対派が住民にデマを流して政争の具にして困っている」などと予算特別委員会で発言しましたが、「だったらなぜ区長は住民説明会や公聴会に来ないのか」と追及するとダンマリでした。
新型コロナウイルスによる学校一斉休校の影響を受ける児童館・学童クラブの現状についても質問しました。4月1日から杉並第九小に移転して民間委託される学童クラブは、受託業者の「(株)明日葉」が学童保育事業を受託している他の自治体(東村山市、所沢市、川崎市)において、「学童クラブの館長(施設責任者)が1年間で4人も入れ替わった」「受託して1年後には、常勤職員が1人を除いて全員が入れ替わった」ということが、保護者の調べによって分かりました。多くの保護者が民間委託に不安と怒りを募らせています。私も一緒に声を上げていきます!(杉並区議会議員・洞口朋子

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