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西郡支部が大会で部落解放の新組織結成へ向けアピール

s20120726a-1.jpg 7月22日、大阪・八尾市桂人権コミュニティセンターで第7回部落解放同盟全国連西郡支部大会を170人の結集でかちとった。
 基調報告を岡邨洋支部長が提起した。「社会の根本的変革まで終わらない、戦後革命期以来の大規模な決起が始まった」、一切が10・1JR外注化阻止にかかっていると提起。「全世界と日本の労働者、解放運動の未来をかけて総決起しよう。このなかで300万部落民と6千万労働者、階級全体に責任を取る支部へ飛躍を。支部1千人建設を」と訴えた。 

s20120726a-2.jpg そして、3~4月決戦と一体でかちとった二度の強制執行粉砕、3・18全国闘争、5・24八尾北裁判勝利は「国や八尾市と闘っても勝てない」という体制内勢力の敗北主義に勝利し、絶対反対・階級的団結で闘えば勝てることを示し、「新自由主義・道州制の橋下打倒!の突破口を切り開いた」と勝利感を込めて語った。
 その上で「①民営化・外注化、道州制による部落解体・更地化攻撃に対して階級的団結をもって闘う。②非正規職撤廃闘争を部落解放闘争の正面課題にすえて闘う。③階級的労働運動を徹底的に推進する部落解放闘争を、労働組合の階級的再生としてかちとる」、実践的には「最も激しい差別と分断攻撃にさらされてきた部落民が、プロレタリア革命の主体、労働組合の担い手として登場しよう」と訴えた。
 また、無実の石川一雄さんを「犯人」にし続ける狭山差別裁判を新自由主義攻撃ととらえ、狭山闘争を階級的労働運動の重要な闘いとして闘おうと呼びかけた。住宅裁判の10家族が「絶対反対で闘う」、支部員が「地区協を打倒しよう」と次々と決意を語った。
s20120726a-3.jpg 09年住宅明け渡し強制執行と闘った森本政二さんを書記長とする新執行部の樹立に、ひときわ高い拍手が鳴った。また西郡支部からの「新たな部落解放の全国組織結成」に向けたアピールが読み上げられ、熱い感動が会場を包んだ。
 大会で決戦態勢は確立した。原発再稼働阻止! 8・6広島、8・23住宅裁判、9・20八尾北裁判控訴審、9月橋下打倒全国集会から10・1JR外注化阻止、11月労働者集会へ総決起しよう。(西郡支部・植村清) 

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