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福島と連帯し、九州各地でさよなら原発集会に大結集

s20120314a-1.jpg 3月11日、九州各地でも、郡山をはじめ全国の反原発集会と一つになってさまざまな反原発集会が開催されました。NAZEN福岡やNAZEN長崎は、郡山に派遣団を送ると同時に、北九州市、福岡市、佐賀市、長崎市で集会・デモに決起し、「全原発を廃炉に!」「原発再稼働を許すな!」「フクシマと連帯して闘おう!」と訴えて闘いました。
 特に最大の結集を実現したのは、5000人を結集した小倉・メデアドーム前公園で開かれた「さよなら原発北九州集会」です。
 

s20120314a-2.jpgs20120314a-3.jpg 集会前段は、シンポジウムや黒田征太郎さんライブペイントなどの企画や50のブースも出され、大いに盛り上げました。本集会では、福島県から北九州に避難してきた被災者が訴え、参加者全員で「すべての原発からの撤退を求める」という集会宣言を採択しました。集会後、大地震の発生時刻に合わせて黙祷し、九州電力小倉支社とJR小倉駅までの2コースに分かれて、「原発をなくせ!」とデモ行進を行いました。
 NAZEN福岡と国鉄闘争全国運動もブースを出し、NAZEN福岡は昨年7月の佐賀県庁での激闘の写真などを展示し、1000万人署名と福島診療所建設を呼びかけました。多くの参加者が訴えに耳を傾け、署名もたくさん取れました。話を聞いたある大学教授は、「頑張って!」と、その場で1万円を出して診療所建設カンパに応じてくれました。国鉄闘争全国運動・九州のブースでも4・1JR九州本社抗議行動を訴えるチラシをまき、団結タオルを販売しました。デモでは、国鉄1047名当該の羽広憲さんを先頭に、NAZENや国鉄闘争全国運動のノボリを翻してデモ行進を行いました。
s20120314a-4.jpg 福岡市でも須崎公園で「さよなら原発福岡集会」が5000人を集めて開かれ、九電本社を「人間の鎖」で包囲するデモが行われました。集会では、福島から避難してきた人や国を相手に労災認定を求める原発作業員の梅田隆亮さんらが「原発なくせ」と訴えました。NAZEN福岡とレイバーユニオン福岡は、参加者に「福島診療所建設」を訴えるリーフを大量に配布し、九電本社包囲デモに加わり、道行く人に「再稼働を阻止しよう」と呼びかけました。九電本社前では、「日の丸」をかかげ、「追悼」を叫ぶ在特会をものともせず、「やらせメール」の九電本社もろとも串刺しにして抗議の声をあげました。
 長崎市の中央公園では、「さよなら原発3・11集会」が開かれ、1000名が結集し、結成したばかりのNAZEN長崎も鮮やかなノボリをはためかし、ともに反原発の声をあげて参加しました(既報)。
 玄海原発の地元・佐賀市では、佐賀県駅北館で「忘れないで3・11集会」が180名で行われました。福島から避難した木村雄一さんが「原発のいらない社会を」と呼びかけ、集会後、九電佐賀支社-古s20120314a-5.jpg川佐賀県知事公舎-佐賀県庁まで、「玄海をはじめすべての原発の再稼働は絶対に許さない!」と訴えてデモ行進しました。NAZEN福岡やレイバーユニオン福岡、百万人署名・久留米なども合流し、ともにスクラムを組んで反原発の声をあげました。(W) 

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