国際連帯で戦争は止められる! アメリカ 女性たちの反戦デモ シンディーさん先頭に
アメリカ・ワシントンではペンタゴン(国防総省)に向かって、今年の8・5―8・6をともに闘ったシンディー・シーハンさんたちが呼びかけた「女性たちのペンタゴン・マーチ」が行われました。中間選挙を前に、戦争を推進してきた共和党―民主党という二大政党制そのものを覆し、労働者民衆の手で戦争を止める新たな運動をつくろうと訴える闘いです。
1967年、アメリカ帝国主義のベトナム侵略に反対して5万人が立ち上がった「ペンタゴン・マーチ」から51年。この日、白人やアフリカ系、ラティーノ、アジア系の女性を先頭に、さまざまな人種や民族の人びとが首都ワシントンの道路を埋めました。打楽器のリズムにのせて「ピース・ノット・ウォー」「正義なくして平和なし」などのコールが響きます。スペイン語で「団結した人民は絶対に負けない!」のコールも。色とりどりのプラカードも参加者の手づくりです。「侵略戦争にではなく雇用と医療、教育に予算を!」「沖縄・辺野古への基地建設をやめろ」というボードも掲げられました。
ある女性は「メキシコからの移民を排斥するな! 世界中から軍隊を撤退させろ! 政府は人びとの声を聞け!」とアピール。多くの帰還兵も参加しました。
国内では労働者民衆に階級戦争をしかけ、国外では終わりのない侵略戦争に手を染める米帝国主義への怒りと国際連帯に貫かれた闘いとなりました。ワシントンに加えて全米16カ所以上で行動が取り組まれました。
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